凶兆編 仮面ライダータキオン&エージェントガール 中編
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敗作の戦闘員」であろうと、決して埋められない「人間」と「改造人間」という根本的な力の差が、その光景に表れている。一度銃器を取り上げられてしまえば、もはや戦い方でどうにかなる力関係ではなくなってしまうのだ。
「あ、あぁあ……!」
全ての抵抗が、相手を喜ばせるだけの「戯れ」で終わる。その絶望感に打ちひしがれたヘレンの白い身体に、男達の浅黒い身体が覆い被さろうとしていた。
「おっほ……! やっぱりこりゃあとんでもねぇ上玉じゃねぇか! この乳の張りと柔らかさ、堪んねぇ……! こいつと一晩寝られる金で、戦車も買えちまいそうだなぁ!?」
「でっけぇケツ見せ付けやがって……! このケツで捜査官は無理があるだろうが! それとも……こうして男を誑し込むのがあんたの本領かぁ?」
「や、ぁぁぁあっ……! や、やめっ……!」
容易くブラジャーまで剥ぎ取られ、たぷんと躍動する白い爆乳が露わにされる。先端部を間一髪ガードしているニプレスが、男達の嗜虐心と獣欲を掻き立てていた。
甘い匂いを閉じ込めていたブラジャーから解放された、白く豊穣な二つの果実。その熟れた双丘からは、濃厚な女の芳香がむわりと匂い立っている。
(も、もうダメぇっ……! 兄さん、仮面ライダー、私、もう壊されるっ……! 捜査官としての誇りも、女としての尊厳も、全部っ……!)
羞恥に頬を染めるヘレンは必死に両腕で隠そうと暴れるが、ガッチリと押さえ付けられていてはそれも敵わない。その身動ぎに応じてたぷんたぷんとプリンのように揺れ動き、女の香りを振り撒く特大の乳房は、男達の粘ついた視線を釘付けにしていた。
「さぁて……そろそろ極上の身体を頂くとしようか。もっと本気で抵抗して見ろよ、特務捜査官殿ッ!」
「……っ!? や、やめなさいっ! そこは、そこだけはぁあっ!」
Tバックの紐に指を掛けた他の者も、そのまま一気にパンティを剥ぎ取ろうとしている。未知の恐怖に晒された哀れな処女は、ただもがくことしか出来ない。
(あ、あぁ、何ということだ……! 我々のような生身の人間では、彼らを止めることなど出来ないというのかッ……!?)
無論、自力で車の下から抜け出すことも出来ないベイカーでは、彼女を救い出すことなど出来るはずもない。
(た、頼む……! 私はもうどうなっても構わん、だから彼女は、彼女だけは……!)
――このまま自分は、ヘレンが辱められて行く様を見ていることしか出来ないのか。その悔しさに唇を噛み締めた彼が俯いた、次の瞬間。
「んっ!? な、なんだてめぇら……どわぁぁああッ!?」
「……!?」
極上の女体に群がる戦闘員達は、背後からぬっと現れた4人の男達に首根っこを掴まれると、そのまま後ろに放
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