特別編 仮面ライダー羽々斬&オリジンモンスターズ 第3話
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かされ、搭乗員達もイナゴ型のミサイルで全身の肉を消し飛ばされていた。まるで、イナゴに食い尽くされた獲物のように。
「……ええい、お前達怯むなッ! 死にたくなければ撃ち殺せッ! 奴らが来るぞッ!」
それでも、部隊を率いている隊長格の男は士気の揺らぎを律するべく声を張り上げている。例え相手が人智を超えた怪物であろうとも、今さら命乞いなど通じるはずもない以上、戦わねば死あるのみなのだから。
「……逃げようとはせぬか。その理由、『誇り』故か『慢心』故か……見定めてやろう」
そんな彼らを冷酷に見つめるエインヘリアルが、静かに呟く頃には。すでに歩兵達の前に現れた改造人間の傭兵達が、「総攻撃」の体勢に入っていた。
もはや、逃げるか否かなど問題ではない。
肉眼で視認出来る距離まで接近を許してしまった時点で――国防軍兵士達の運命は、決しているのだ。
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