第十三話 塔の中の時その九
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ので」
「碌なもんやないな」
「ああ、誰がそんな爺さん好きやねん」
「幾ら神様でも」
「人間としてはな」
そえこそというのだ。
「最悪やろ」
「そやな」
中里もその通りだと答えた。
「それで僕も今言うてるんや」
「そういうことやな」
「まあ人間として最悪でも」
トウェインは考える顔で言った。
「何かが凄いとやな」
「日本では神様になれるんや」
「そやねんな」
「まあこんな爺さんでもな」
「日本では神様になれるな」
「確かにバッティング以外は最悪やった」
その様な人間だったことをだ、中里はまた言った。尚中学で同期でバッテリーを組み巨人も同時に入団した吉原というキャッチャーのことは終生忘れることなく帰省したなら必ず墓参りをしていて監督を退いてからは子供達に野球を教えていたという一面もある。
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