第二章
[8]前話
「このマンションだとね」
「そんなに多いのね、ここって」
「そうよ、だから管理人さんもね」
マンションのというのだ。
「バルサン焚く時は注意してってね」
「お話してるのね」
「そうよ、このマンションペット可だから」
「焚く時はペットも自分達もお部屋出て」
「そうしなさいってね」
「そうなのね、しかしどうしてゴキブリ多いの?」
飛鳥はここまで聞いて陽菜に尋ねた。
「そもそも」
「そんなの決まってるでしょ、このマンションのすぐ傍繁華街でしょ」
「県内有数のね」
「この県日本でも栄えてる方でね」
「私達の住んでるとこ政令指定都市だし」
「そこの県内有数の繁華街になるとね」
「実際かなりお店多くて」
飛鳥はさらに話した。
「私もアルバイト先すぐに見付かったわ」
「それで採用してもらえたわね」
「ええ」
「それで繁華街には食べもの飲みもののお店凄く多いから」
「ああ、そうだと」
ここまで話してだ、飛鳥もわかった。表情もそうした顔になっている。
「ゴキブリもね」
「多くなるでしょ」
「それでこのマンションにも来るわね」
「それで対策でね」
「うちもそういうの一杯置いていてバルサンも焚くのね」
「うちはペットいないけれどね」
姉妹二人だけで住んでいるのだ。
「焚く時はいいわね」
「お外に出るのね」
「そうするから。兎に角このお部屋はね」
「ゴキブリ多いのね」
「だからあんたも気をつけてね」
「わかったわ、しかしいいことばかりじゃないわね」
飛鳥はここまで話してつくづく思って言った。
「こんなにいいお部屋なのにゴキブリ多いなんて」
「世の中何でも最高って訳にはいかないわよ」
姉はその妹に話した。
「必ず何かね」
「困ったことがあるのね」
「そうよ、いいことばかりじゃないのよ」
「悪いこともあるのね」
「そうよ、そのことも覚えておいてね」
「ええ、わかったわ」
飛鳥は陽菜の言葉にあらためて頷いた、そうしてだった。
姉と二人でゴキブリ対策をしていった、ゴキブリホイホイ等を置き部屋の中は出来るだけ清潔にし出来るだけゴキブリが部屋に来ない様にしてバルサンも焚いた、そうして大学に通いアルバイトにも行き部屋では姉妹仲良く暮らした。その生活はゴキブリのことを含めてとても快適なものであると自分から言えたものだった。
近くに飲食店が多いので 完
2023・4・18
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