第76話 魔女現る。
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しの舌先を舐めて離れてしまう。
お互いの口内で混ざり合って塊になっていた唾液が複数の糸のようにわたし達を繋ぐ、それが途切れてお互いの口元をベトベトにした。
「フィー、好きだ。愛している」
「えっ……」
「俺にはお前しかいない、お前だけが愛しいんだ。世界中の誰よりもフィーの事を愛している」
リィンはわたしをベットに押し倒した、そしてわたしの耳に口を近づけて囁くようにつぶやいた。
「フィー……お前を俺の女にしてやる、もう絶対に離れられないように俺だけのモノに……」
リィンは真剣な表情でわたしを見つめていた、その顔はいつも以上にカッコよくて目を逸らせないくらいに素敵だった。
お腹の奥がキュンキュンして凄く熱くなっていった。
「……ん、いいよ。リィンのモノになる?」
絶好のチャンスとわたしは思いリィンを受け入れることにした。漁夫の利ってヤツだね。
わたしも子供じゃないしリィンが何をしようとしてるのか理解している。団長がマリアナや女団員と『仲良く』しているのを見た事あるし自分なりに勉強していた。
「ああ、今すぐ俺のモノにしてやるからな」
「うん、来て?」
わたしはそう思いリィンを受け入れまた激しいベロチューをかわした、そしてリィンの手がわたしの胸を揉んでいく。
「んっ?あっ……?」
「脱がせるぞ」
そしてそのまま服を脱がそうとして……
「何をしているか―――――っ!!」
怒ったラウラが剣の刃が無い部分でリィンの頭を叩いて彼を気絶させた。
「ラウラ、邪魔しないでよ」
「いや流石に止めるだろう!こんな形でリィンと結ばれるのなど認めないぞ!」
ちぇ、良い所だったのに。
「まったく……エマ殿もあまり変な事をしないでいただきたい」
「ご、ごめんなさい。まさかあんなに利くとは思っていなくて……よほど警戒していなかったんだと思います」
ラウラの言葉にエマも申し訳なさそうに答えた。まあ多分リィンはエマに見惚れていたから隙があったんだろうね。おっぱいに目が行ってたし本当にリィンはお胸が好きだよね。
とりあえずエマが協力してくれる件については明日キリカに相談することにした。わたし達だけじゃ決定は出来ないからね。
その後エマはセリーヌを連れて自分の部屋に戻っていった。わたしは気絶しているリィンの手足を縛ってベットに寝かせた。
えっ、なんで手足を縛るのかって?勿論お仕置きの為だよ。クローゼとアネラスにラッキースケベしたのは許してないから。
「うっ……あれ?俺なにしていたんだっけ……頭が痛い……」
丁度いいタイミング
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