第六百九十四話 連合から見たエウロパの食事その十一
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「当然の様にね」
「まずかったのね」
「そうみたいだよ、おまけにマナーがね」
これがというのだ。
「もう一から百までね」
「五月蠅いのね」
「そうでね」
それでというのだ。
「もう最悪だってね」
「評判なのね」
「評判っていうかね」
「実際に行った人の言葉ね」
「飲んで食べたね」
そうしてみたというのだ。
「その人達の評価だよ」
「連合軍の」
「そう、それで特に怒ったのが」
それがというのだ。
「韓国の人達だったんだ」
「味がなくて量が少なくて」
「それでお酒も」
「韓国料理でワインはね」
すぐにだ、クララは言った。
「焼肉には合っても」
「どうも、だよね」
「ピンとこないわね」
「お肉が多いから」
韓国料理にはとだ、ベンは話した。
「お魚もよく食べるけれど」
「豚肉とか牛肉とかよく食べるわね」
「鶏肉も食べてね」
「羊だって食べるわね」
「基本何でも食べて」
韓国料理はというのだ。
「お肉だってね」
「よく食べるのね」
「そうだからね」
それでというのだ。
「ワインもね」
「合うのね」
「和食に白以外のワインよりもね」
この場合よりもというのだ。
「合うよ」
「そうなのね」
「うん、ただ大蒜やトウガラシの味が強いから」
「それでよね」
「他の国のお料理よりもね」
そういったものよりというのだ。
「合わないかもね」
「合うにしても」
「それでもね」
こうクララに話した。
「合わないかもね」
「そうなのね」
「中華料理にもワインは合うけれどね」
「そうそう、合うのよね」
クララもその通りだと答えた、尚中国では唐代の漢詩の涼州を詠ったものにある様にワインも古来より飲まれている。
「これが」
「赤とか紫がね」
「そうなのよね」
「中華料理は脂っこくて」
「そうしたお料理が多くて」
「味も極端に辛くないから」
だからだとだ、ベンは話した。
「ワインも合うよ」
「そうよね」
「けれど極端に辛いと」
それならというのだ。
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