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魔法少女リリカルなのは〜転生者の誓い〜
第三話・気づく魔法少女
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せない顔です。

そう思うと胸の奥が少し、ズキンと痛みます

私も何か話しかけよう、そう思った時


「なのはも応援ありがとな」

「ふぇ?」


突然、お兄ちゃんの方から話しかけて来てくれました。

しかもお兄ちゃんはそのまま手を伸ばして、


「嬉しかったぞ」


頭を撫でてくれました。


「ふぇ、ふぇええええ!?」


あまりにも唐突すぎて頭がフリーズしそうになります。


「それじゃ、俺は少しやる事あるから」


そう言ってお兄ちゃんは私たちから離れていきました。

もう何がなんだか分からなくなって来ました。

ただ、一つ分かるのは

ズキンとした痛みはもう無いという事でした。


「………よしっ!」


私は決めました、ジュエルシード集めを頑張ろう。

今までは何処か、結局は他人事だったのかもしれません。

しかし、今ははっきりと分かります。

お兄ちゃん、いや、お兄ちゃんだけじゃない、

すずかちゃんにアリサちゃん、それに恭也お兄ちゃんやお姉ちゃんも


「ユーノ君のお手伝いじゃなくて、皆の為に私は頑張るんだ」


私は改めて決意したのでした。





「………あの、なのはちゃん?」

「ふぇ?」


・・・・・・あ、すっかりすずかちゃんとアリサちゃんの事忘れてました。


「ズルい…」


前を見るとなぜかジト目のアリサちゃん


「ズルいわ!なのはだけ頭撫でてもらうなんて!!」

「おちついてアリサちゃん、なのはちゃんはみずなさんの妹だからしょうがないよ」

「え、ちょ、すずかちゃん?ありさちゃん?」


なんだかずいぶんご立腹なようです

分けもわからずオロオロしていると、すずかちゃんがこっそり教えてくれました。


「あのね、昔アリサちゃんがみずなさんに助けられたって話したよね」

「うん」

「アリサちゃん、その時のみずなさんが格好良くてその…」

「うんうん」

「好きなみたいなんだ、みずなさんのこと」

「ふむふむ、アリサちゃんがお兄ちゃんのことを………って、ふえぇぇぇぇえええ!?」

「!?なのはちゃん声が大きいよ」


衝撃の事態です!

なのは的には魔法のことを知ったときより衝撃です。


「アリサちゃん!?お兄ちゃんの事が……」


それ以上は言えませんでした。

風を切る音と共になのはの髪が僅かに斬れます。


「な・の・は?なに言おうとしたの?」


目の前に修羅がいました。


「ひぃ!?アリサちゃんごめんなの〜!?」

「いいから、言って見なさい?」


急い
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