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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百一話 文化祭 その3
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で、この、体臭が原因で近所のカードショップを出禁になってしまったパブリックモンスターの男性が暴走したら、君たちだけじゃなくて、文化祭に来ている人たちみんながケガをするかもしれない、最悪の場合、文化祭が中止になってしまうかもしれない。だからつまらない差別はやめて、みんなで文化祭を成功させよう!」
「わ、わかったわよ...そのかわり、他の客とケンカして暴走するだけはやめてよね!」
こうして、俺もなぜか、体臭が原因で近所のカードショップを出禁になってしまったパブリックモンスターの男性と共にメイドカフェに入店することになった。
文化祭の出し物とはいえ、教室で開催されているメイドカフェが働いている女子生徒は皆
、見た目がいい。
見た目が悪い生徒は皆、ケーキやお茶を、紙でできた皿やコップに配膳している。
容姿の格差社会、ここに極まれりだ。
メイド服を着ている女子生徒達が、客相手に、金銭が発生しなければ絶対に出さないであろうビジネスライク全開の美少女ボイスで、ご奉仕している。
文化祭の出し物とはいえ、本格的である。
女子生徒達の顔面偏差値も高いせいか、どんどんお客が入ってくる。
俺はとりあえず、文化祭クオリティのケーキと紅茶を交互に体内に摂取しながら、体臭が原因で近所のカードショップを出禁になってしまったパブリックモンスターの男性と話してみたりする。
「メイドカフェっていったい何がいいんですか?金目当てでチヤホヤしてくれる女にデレデレして、むなしくならないんですか?ぶっちゃけキャバクラと同じですよねぇ!」
「君も大人になればわかるさ、たとえ、お金目当てだとわかっていても、メイドカフェみたいな場所に癒しを求める大人達の気持ちがね...」
店を出る直前、体臭が原因で近所のカードショップを出禁になってしまったパブリックモンスターの男性は、自分を差別したメイド服を着用した女子生徒達に写真撮影を要望する。
写真には嫌そうな顔をしたメイド服を着用した女子生徒達と、体臭が原因で近所のカードショップを出禁になってしまったパブリックモンスターの男性が写っている。
俺は聞かずにはいられない。
「こんな写真持ってても、気分が落ち込むだけだと思うんですけど...」
「わかってないな、君は。このメイド服に身を包んだ美少女達の嫌そうな顔が最高なんだよォ?」
「おっ、そうだな」
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