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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百一話 文化祭 その3
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ている貼り紙を見て全てを察した。
貼り紙にはこう書かれていた。
『パブリックモンスターの入店おことわり』
これは明らかな差別である。
パブリックモンスターの男性とメイド服を着ている女子生徒たちとの会話は、まだ続いていた。
「どうして、パブリックモンスターだけ、メイド喫茶に入店してはいけないんですか?
「そりゃ、アンタたちが人間じゃないからよ!パブリックモンスターはくせぇのよ、臭うのよ!そのせいで客が減るのよ!アンタたちみたいな、くせぇパブリックモンスターは近所のカードショップでカードゲームでもやってなさい?」
「昨日、出禁になったばかりなんですよ!」
「ご愁傷様ァ!とっとと人間社会から出ていけ、この寄生虫共がァ!死ねぇ!」
メイド服を着ている女子生徒達が、昨日、体臭が原因で近所のカードショップを出禁になってしまったパブリックモンスターの男性に向かって中指を立てる。
「ひどい、こんなの差別だ...」
メイド服を着ている女子生徒達が、昨日、体臭が原因で近所のカードショップを出禁になってしまったパブリックモンスターの男性に蹴る・殴るなどの暴力を加えはじめる。
俺は体臭が原因で近所のカードショップを出禁になってしまったパブリックモンスターの男性に暴力を加えるメイド服を着ている女子生徒たちの前に立ちふさがり、叫ぶ。
「なにするんですか!やめてください!」
メイド服を着ている女子生徒たちが俺に向かって言い放つ。
「アンタ、山神ムサシでしょ?授業中に急に奇声を上げる山神ムサシ、マジキモイんですけど?」
女子生徒の心無い言葉が俺のナイーブな心に突き刺さり、俺はつい叫んでしまう。
「?わああああああああああああああああああああああああッ?」
そして、メイド服を着ている女子生徒達が奇声を上げる俺を嘲笑する。
「アハハハハッ!出たーコレ!ホント、コイツ、キモすぎでしょー!」
俺は自分の胸を抑えながらメイド服を着ている女子生徒達に告げる。
「ハァ...ハァ...とにかく、差別はやめましょうよ、同じ人間社会で生きる仲間じゃないですか!」
「仲間ァ?こいつらパブリックモンスターが人間社会に移民してきたせいで、人間社会の犯罪発生率が激増したのよ!そのほとんどの犯罪を起こしたのはパブリックモンスターなの!ただでさえ、みんなストレスでいつパブリックモンスターになるかわからない毎日におびえて過ごしているのよ!パブリックモンスターの存在がストレスになって私たちがパブリックモンスターになったらいったいどうしてくれんのよ!
「確かに君たちの言っていることは正しい、でも差別はダメだ。君たちがパブリックモンスターを差別することで、パブリックモンスターが暴走することだってあり得る、その時、君達だけで自分の身を守れるのかい?」
「そ、それは...!」
「ここ
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