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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百九十九話 文化祭 その1
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第二百九十九話 文化祭 その1
『パブリックブレイク現象』とは。
ストレスの積み重ねによって、普通の社会人がある日、突然、発狂して怪物や異能者になってしまう現象の事である。
政府は、このパブリックブレイク現象で怪物もしくは、異能者になってしまった人間を、『パブリックモンスター』と命名した。

『K国』、それは俺たちの住んでいる国の領海によくミサイルを落としてくる国だ。
その『K国』で軍事利用されているパブリックモンスターが俺達の国に侵入した。
それはともかく、俺の通う偏差値最底辺高アルティメットジーニアス学園では、今年で第12660回目になる文化祭が行われていた。
文化祭開会式行われいてる校庭では、『校長』が音量が爆音に調整されたマイクを片手に壇上でなぜかフィリピンで複数の女性と遊んだ話をしている。
『校長』の、とても教育者とは思えない内容の話が爆音で生徒や近隣住民の鼓膜を刺激する。
そして、最後に在校生代表として、アルティメットメディアクリエイター部の部長、風見マイカが校長から受け取った爆音マイクで選手宣誓のような一言を言い放って、文化祭開会式が終了した。
教室に戻った俺たちに、担任教師から真っ赤な表紙の文化祭のしおりが配布される。
文化祭のしおりのタイトルには『第12660回・我が秘密の文化祭』と記されていた。
竹田が文化祭のしおりをもらったクラスメイト達の気持ちを代弁するように担任教師に向かって疑問する。
「先生、文化祭のしおりのタイトルの意味がわかりません」
「そのタイトルは校長がつけたんだよ、だからあんまり細かいことは気にするな」
「そっか、校長が決めたならしかたないですね」
竹田の言葉に周りの生徒達が同調する。
「校長なら、しかたないよな」
「そうよ、だって校長よ」
「大体、12660回目ってなんだよ、このクソバカ学校、ジョーモン時代からあったってことか?」
「そんなわけねーじゃん!あの校長、やっぱ頭おかしいぜ!」
「ま、しかたねーよな、テロリストが逃走中なのに文化祭開催しちゃう、偏差値最底辺高アルティメットジーニアス学園の校長だもんな」
「それで、山神君、『我が秘密の文化祭』っていったいどういう意味?」
「担任が言ってただろ?細かいことは気にするなって、それよりヨシノ、お前この後どうするんだ?」
「部長から、おにぎりカフェ手伝えって言われてる」
「お前も、あのブラックボックスの布教活動に加担させられていたのか...」
「なによ、ブラックボックスって?」
ブラックボックスとは俺達アルティメットメディアクリエイター部の文化祭の出し物『おにぎりカフェ』唯一のメニュー、部長が素手で握った四角形のツナマヨおにぎりである。
「ああ、そっか、ヨシノは昨日、試食してないんだっけ」
「うん」
「ブラ
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