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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百九十五話 異国からの脅威 その1
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ないわ...」
「どうして、国のリーダーは、そのことを俺たち国民に黙っていたんだろう?」
「そりゃあ、人類が滅びるとわかった以上、国民たちに全てを隠して、『無期限・食料配給制度』を施行することが、私たちの国のリーダーが終末に絶望する国民達にできる最大限の努力と誠意だったんでしょうね...」
俺たちが『無期限・食料配給制度』で食ってきた食料の一部は、俺たちの国の軍隊が発展地途上国を襲って強奪してきた食料だった。
そして、食料危機に陥った発展途上国『K』の軍隊が俺たち国民のための食料が保管されているフードエリアを襲撃した。
俺は『無期限・食料配給制度』の闇を知ってしまった。
「ヨシノはずっと、『無期限・食料配給制度』の闇について知ってたのか?」
「闇?ええ、まぁね、普通に考えればわかるでしょ、そんなこと。ああ、そっか、アンタが通ってる、この高校は偏差値最底辺高のアルティメットジーニアス学園だもんね、しかたないわよね」
俺はこの時、初めて、偏差値最底辺高のアルティメットジーニアス学園の生徒であることを恥だと思った。
「ヨシノだって、今は偏差値最底辺高のアルティメットジーニアス学園の生徒だろ!」
「私はPGSの任務でアンタを監視するために、入学してるだけよ!一緒にすんじゃねーわよ?」
ヨシノに罵倒された俺はそのまま、椅子に座って朝食のサムゲタンを食い始めた。

次回予告 異国からの脅威 その2
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