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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百九十四話 汚部屋清掃ボランティア その6
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てくる。
部長が現世に疾風の断罪剣フーガセイバーを召喚する。
地面に突き刺さった疾風の断罪剣フーガセイバーが部長に語りかける。
『さぁ...ぬきなさい』
疾風の断罪剣フーガセイバーを地面から引き抜き、両手に持った部長が、エリカさんを殺した男の前に立ちはだかる。
「待ちなさいよ?」
「ん?なんだ君は?邪魔だよ、僕は家に帰るんだ!早くこの女の首を天国の娘に見せなくてはいけないんだ...」
部長が疾風の断罪剣フーガセイバーを男に向かって振り下ろす。
俺は急いで生命の断罪剣ライフセイバーを召喚して、部長の疾風の断罪剣フーガセイバーを受け止める。
「なにするんですか!やめてください!」
「山神君!どうして邪魔するのよ!あの男はエリカさんをバラバラにして殺したのよ!」「今ここで、あの男を殺したら、部長もあの男と同じですよ!ここは冷静になって警察に通報しましょう!」
「でも、人類は近いうちに滅びるのよ!だったら、今、殺すべきよ!」
「人類は滅びません、俺の断罪剣ライフセイバーの力があれば、きっと滅びません!」
「そんなの綺麗事よ!パァァァァブリック!・ハリケェェェェェェーンッ?」
部長の疾風の断罪剣フーガセイバーから放たれたパブリックハリケーンがエリカを殺した男に直撃する。
「部長ォ!」
「安心して、威力は弱めたわ...」
エリカさんを殺した男が急に動きを止めて、床にうつむけに倒れる。
倒れた勢いで、男が手に持っていたエリカさんの頭部が床を転がる。
男に息はある。
「気絶...させたんですか?」
「ええ、早く、警察を呼びましょう...」
俺は見てしまった、
床に転がった、エリカさんの頭部を。
死ぬ寸前のエリカさんの顔を。
胴体から切り離されたエリカさんの顔は、笑っていた。
俺は思い出してしまった。
エリカさんが自傷を行為をなんども繰り返していた理由を。
それは、死んでしまった夫に会うためだった。
部長に言ったら怒られるかもしれない、でも、エリカさんにとって、この死は、救いだったのかもしれない。
気絶した男はそのまま、救急隊員に担架に乗せられて、救急車に運ばれた。
俺達はその場で、警察に事情聴取を受けた。
パトカーと救急車がエリカさんの自宅から去った後、俺たちは庭を埋め尽くしているゴミの山の清掃を始めた。
俺も部長もサヤカも泣きながら、ゴミを片づけていた。
金子さんはトラックの運転席でタバコを吸っていた。
庭の清掃を終えた俺達3人はエリカさんの自宅の玄関で、黙とうを捧げる。
金子さんはトラックの運転席でタバコを吸っていた。
黙とうを終えた俺はエリカさんの自宅の玄関に飾ってある、イラスト↓を見て思う。
『????????????????????????????????????
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