血盟騎士団:特務支援遊撃隊
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人なのもあって公私共に付き合いが深い。主に言い寄るナンパの撃退の為なのだろうが、そうでなくても普通に中が良い。なおで良く見られる光景なのだ、そしてそれをチラチラと見る無粋な輩を撃退するのはアリオスの役目と言うのが暗黙の了解である。
「………………………………………………………」
「えーその無言のプレッシャーはなんでしょうかリーシャさん?」
「……………………………(喉が渇いたんですよ)」
「何か今心の声で言いませんでしたか!? ハッキリ聞こえたんですけどアンタはエスパーかなんかか!?」
「いやー、アリオスさんは優しくて部下思いな隊長ですからね。こんな日に『いっつも迷惑かけてごめんね』的な事を言ってドリンクの一杯でも買ってきてくれるんじゃないかなーって思ったんですよ」
「無言のプレッシャーの次はものっそいオブラートに包んできたよこの人!? え、なに。買って来なきゃこのプレッシャーからは解放されないパターン!?」
「あー試合観戦しながら『クーラ』が飲みたいなー」
「今度はわざと聞こえるように言ってチラ見ですかぁ!? しかもあれ某炭酸飲料に名前は似てるけどその実態は無茶苦茶高いカクテルじゃねえか! そんなもん上司に奢らすな! 飲みたいならテメェで買って来い!」
「………月夜ばかりと思わないことです」
「怖い!? ちょっとガチ怖いってそれは!」どこぞの守銭奴の名台詞を言われては仕方が無い。
何時だって人間は暴力に屈してしまう物だ。ああいつか革命が起こせたら。
その思いを読み取ったのかランディにワジ、そしてその周りにいた隊員達が迷える哀れな子羊を見る神父のような眼で此方を見た。
「「「まあ無理だな」」」
「うるせえええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
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