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【魔法少女リリカルなのは】魔導師を辞めた高町家の男
第二話 子育てと父親
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まぁ、いろいろあったが何とか調子を取り戻してくれたなのはちゃんを布団に寝かし、自分も喫茶店のテーブル座席に腰を下ろす。
士郎さんの仕事は詳しくは聞いていないが、自分の命にかかわる仕事だと聞いた。
恐らく、産まれたばかりのなのはちゃんは士郎さんの追手の連中には知られていないから、安全な俺のところへと引き渡しに来たというところだろう。
一応、なのはちゃんとは血は繋がってるし、髪の色とかも同じだから簡単にはバレないだろう。
桃子姉ぇの弟だから見つかるという心配はない。
俺は書類上では最近まで死んだか行方不明となっていたからノーマークだろう。
桃子姉ぇは管理局に入るときに知らせたから俺の事情は知ってるが、行方を晦ましたのは事実だ。
しかし、簡単に引き受けたは良いが、これからの事をどうするか考えなければならないな。
「う〜ん、先ずは服とか食器とかオムツとか買っておかないとな」
よし、とりあえず子育てに必要な物を明日買いに行くとして、後は育児方法だな、近くの本屋で子育ての基本の本を購入して、いろいろと勉強する事になるな。
いきなり、こんな事になったからちゃんと育てていけるか心配になってきたよ……。
「兎に角、明日は大忙しになるな」
それと、明日は店を臨時休業にしなくてはいけないな。
常連さん達には悪い事をさせてしまうが、許して欲しい。
よし、これで全部買い終わったな。
俺は、ベビーショップにて赤ん坊用の日用品やオムツを購入した。
袋いっぱいになった荷物を両手で全部持ち上げながら自分の車へと戻る。
一応、本屋で先に本を数冊買って、勉強してから来たからミスはしていない筈だ。
「ばぁー、きゃ!きゃ!」
背中に亀の甲という赤ちゃんをおんぶする時に使う布に包まっておんぶされているなのはちゃんが元気よく俺の髪の毛を引っ張る。
「いたたた、ちょっと千切れるぅ」
赤ん坊の握力って結構高し、手加減なんて知らないから非常に痛い。
髪の毛を何本か千切られながらも、自分が乗ってきた車に漸く到着。後部座席に荷物を放り込んで、なのはちゃんを助手席の赤ちゃん用シートに座らせてからベルトを締めて固定させる。
「ふぅ、管理局ではこんな事一回もしてないから疲れるな」
戦闘や封印はずっとやっていたが、子育てや大量の買い物の経験はあまりない。あると言えば、リンディに無理やりバーゲンセールで買った品の荷物運びをやらされたくらいだな。
「きゃっ!きゃ!あぅぁぁ」
なのはちゃんは未だに元気よくしてくれているので何
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