そのD
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
ミカ
「遂に黒鉄の魚影が公開されたな」
江戸川コナン
「……東宝も馬鹿な事をしやがったぜ……劇場版名探偵コナンなんて100%惨敗する勝負に何度も懲りずに挑みやがって……」
ミカ
「ま……まあ、そんな事言わずに」
井ノ上たきな
「で、黒鉄の魚影の目標興行収入は?」
江戸川コナン
「最終日以降も2万円未満をキープ」
我妻善逸
「いやいやいやいや」
錦木千束
「逆に無理無理!」
クルミ
「映画館の入場料がいくらだと思っている?」
江戸川コナン
「いやいやいやいや。黒鉄の魚影の目標興行収入を言えばいいんでしょ?と言うか、黒鉄の魚影が出来る最善を尽くした結果を早々と白状しただけだよー」
我妻善逸
「無い無い」
錦木千束
「無い無い」
クルミ
「TOHOシネマズ新宿の入場料は、一般が1900円、大学生が1500円、学生や幼児が1000円、高校生以下がauマンデイですら900円だ」
我妻善逸
「つまりだ、公開期間がたったの1日で公開劇場がたったの1ヵ所で、auマンデイを使用した高校生以下が22人未満で、やっと興行収入2万円未満だよ」
クルミ
「一般ばっかだと、たった11人でもう2万円を超えるぞ」
江戸川コナン
「なんだ、興行収入2万円未満キープって意外と物凄く簡単なんだね」
井ノ上たきな
「何で其処からそう言う考えに至れるんですか?」
江戸川コナン
「つまり観客動員数9人未満を公開終了以降も維持し続ければ良いだけの話でしょ?劇場版名探偵コナンなら、その程度(興行収入2万円未満と観客動員数9人未満)のノルマ達成は、いとも簡単に達成できるよ」
我妻善逸
「いやいやいやいや、ジャンプ系映画でも特に酷いと言われた実写版珍遊記ですら、そこまで酷くなかったから―――」
錦木千束
「……言ったな?」
江戸川コナン
「な!?……なんだ?……その……不気味で邪な笑みは?」
錦木千束
「クルミぃ、劇場版名探偵コナンの興行収入最低のタイトルを、今から検索してちょぉーーーだい!」
クルミ
「第1作である『時計じかけの摩天楼』だ」
江戸川コナン
「で、興行収入はいくらだったのぉー?6000円?それとも5000円?」
錦木千束
「……くっくっくっくっ」
江戸川コナン
「な……なんなんだよ?その不気味な笑い声と邪な笑みは?」
クルミ
「興行収入11億円。観客動員数100万人ー♪」
江戸川コナン
「何を言ってる!?劇場版名探偵コナンの興行収入最下位の話をしてるんだぞ!」
我妻善逸
「名探偵コナンの劇場版を始めた頃は、今と違って
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ