第153話
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事なんだろうか?」
「シェラザードの推測や遊撃士達に頼る事ができないという話から察するに、間違いなく結社のような”犯罪組織”に関わっているか”猟兵”のような”裏”の連中だろうな。」
「は、”犯罪組織”や”裏”ってあの子達、どう見てもティータちゃんやレンちゃんくらいの子供達でしたよ……!?」
「ヨシュアもそうだが、フィーやミリアムという”前例”を俺達も知っているのだから、”子供だから”という”先入観”は持つべきではないな。」
マキアスの疑問に対して答えを誤魔化した後口にしたヴァンの言葉が気になったガイウスが新たな疑問を抱いている中ある程度察したアガットは複雑そうな表情で呟き、アガットの推測を聞いて信じられない表情をしているアネラスにジンが複雑そうな表情で指摘した。
「あ…………」
「………今はあの二人について気にすべき時ではないだろう。」
「そうですね。ナイトハルト教官達の方も準備が整ったようだし、そろそろ始めようか。」
ジンの指摘を聞いたアネラスがヨシュア達の過去を思い出して不安そうな表情を浮かべている中ヴァンダール子爵が静かな表情で指摘し、ヴァンダール子爵の指摘に頷いたアンゼリカは準備を整えて自分達の所に向かってきたナイトハルト中佐達を確認した後仲間達を見回して声をかけた。
「はいっ!Z組B班、作戦開始――――――!」
「おおっ!」
アンゼリカの言葉に仲間達を代表して頷いたエリオットは号令をかけ、号令に力強く答えた仲間達と共に地下道へと突入した――――――
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