第十二話 恐竜までもがその十一
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「今のテレビのな」
「芸人さんはおもろないか」
「もう酷いのやとな」
羅はさらに言った。
「目が笑ってへん」
「芸を出してもやな」
「もうな」
「自分がやな」
「全くな」
それこそというのだ。
「笑ってへん」
「目にそれが出てるな」
「おもろいこと言うてるつもりでも」
それでもというのだ。
「笑わせたるやない」
「ただ言うてるだけやな」
「番組自体もな」
「おもろないな」
「もう何もかもがな」
「日本のテレビはおもろないな」
「ただ番組を流してて」
そうした状況でというのだ。
「出す人もな」
「適当な」
「特定の事務所からコネか何かな」
「大手やからやな」
「出してる様な」
そうしたというのだ。
「ほんま工夫も何もない」
「しょうもない番組やな」
「そればっかりや」
それこそというのだ。
「日本のテレビはほんまな」
「おもろないな」
「どうにもな」
「それね、もうユーチューブの方がよ」
アレンカールもどうかという顔で話した、彼にしても起きた時の世界の日本のそちらのことを思い言うのだった。
「おもろいわよ」
「こっちはおもろないと視聴されんからな」
「誰からもね」
こう羅に話した。
「中に迷惑系もあるけれど」
「悪質なんがな」
「もう目立てればええで」
そうした考えでというのだ。
「バイト先で馬鹿やったりね」
「食べものとかにな」
「そんなのもいるし迷惑系ユーチューバーなんて」
「最悪なのおるな」
「悪質な撮り鉄みたいなね」
その様なというのだ。
「アホなのがね」
「おるな」
「ええ、けどね」
「ネットの動画の芸人さんの方がな」
「おもろいわよ、スポーツの解説でも」
こちらの話もだ、アレンカールはした。
「ちゃんとしてるのあるしね」
「テレビってスポーツでも酷い時あるな」
シェリルも言って来た。
「日本は」
「そうでしょ」
「あの野球で三千本安打の」
「あのお爺さんはね」
「何やあれ」
シェリルはむっとした声で言った。
「偉そうでそれでいてな」
「的外れなことばかり言ってね」
「まさに老害や」
この人物はというのだ。
「何か昔から嫌われてたらしいけど」
「そうみたいね、あの人は」
アレンカールも否定しなかった。
「それで実績は凄いけれど」
「あの番組にしか呼ばれへんで」
「最近問題発言でね」
「遂に出られん様になったな」
「あの人権力に弱くてね」
「巨人には数年おっただけでな」
「巨人におもねってばかりになったのよ」
実は元々東映の選手だった、そしてこのチームが日本ハムになるまで在籍し活躍していたのである。
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