激突する幻想
強光異変
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た。覇狼は地図の人間の里の上に指を置いた
「いいですか?ここが今私がいる人間の里、そして・・・」
指を斜め左に動かしていくと、無名の丘の上で指が止まった
「ここです。ここにかなり霊力と・・・なんでしょうこの、肌を焦がすような力は」
覇狼は何か強い力に違和感を感じながら、この異変の犯人の居場所を4人に伝えた
何か強い力を感じたようだが、霊夢達は引き下がる気など到底なかった。
何時の間にか茶菓子を食べ終わり、席から立っていた
「さて、場所も解った事だし行くわよ」
「おう、じゃあな師匠」
「じゃ行って来ます」
「では、御代はここに置いておきます」
霊夢を先頭に、魔理沙、閃輝、咲夜と身体を浮遊させて飛んでいった
それを手を振りながら見送る覇狼、そして更や湯飲みを片付けて空を見上げた
「・・・なんでしょうか・・・この私が生まれ変わる前に味わったような感覚は・・・
何も無ければいいのですが・・・」
空間が操られている為、人里に日差しの影響は無いが外では日差しは猛威を振るっている
覇狼もその日差しの強さには驚いている。自分が解決に向かっても良いのだが
以前、覇狼が解決に出向いた際に遂に力を出し過ぎた為、大地を一部斬ってしまった事
があり、それ以来紫が許可を出さない限り行動出来なくなってしまったのだ。
覇狼は胸の前で、手を合わせて目を閉じて拝むように霊夢達が飛び去った方向を
向いて祈った
「(幸運を祈りますよ・・・霊夢ちゃん、魔理沙ちゃん、咲夜さんそして閃輝君)」
「は、・・・覇狼さん・・・」
覇狼は呼ばれたことに気づいて後ろを向くと、そこには
金色のふわふわとした柔らかな髪のショートヘアーで青い色のワンピースの上に白い布に、腰に赤い長いリボンを巻いており
頭にも赤い頭飾りをつけており、更に目を引くのは彼女の周りを浮遊している
可愛らしい人形、彼女は『七色の魔法使い』アリス・マーガトロイド、彼の経営する甘味所の常連でも在る
「シャンハ〜イ!」
「ホラ〜イ!」
アリスの周囲を浮遊している上海人形と蓬莱人形は覇狼に飛びついた
それを優しく受け止める覇狼を見るアリスは、上海と蓬莱を羨ましそうに見ている。
「何時も御免なさい、覇狼さん」
「いいえ、私にとっては可愛い孫のような存在ですよ」
そう言って覇狼は上海と蓬莱を頭の上に移動してもらった
上海と蓬莱は嬉しそうに喜んで頭に移った。
「シャンハ〜イ♪」
「ホラ〜イ♪」
「はいはい、上海ちゃんも蓬莱ちゃんも後でちゃんとお相手してあげますよ。アリスちゃんは何時もの茶菓子で宜しいですか?」
覇狼はごく普通の様に、アリスと話、アリスを椅子に座ってもらい、お茶を出す
「あ、有難う御座います///
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