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ドリトル先生と山椒魚
第五幕その十

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「本当にね」
「ここから向日葵が見えるけれど」
「向日葵もいいよね」
「お日様みたいで」
「見ているだけで嬉しくなるよ」
「そうだね、向日葵もいいよね」 
 先生も窓からキャンバスの中にあるそのお花を見ます、眩い日差しを受けてもう一つのお日様みたいにそこにあります。
「日本の夏は」
「沢山のお花があってね」
「どのお花も絵になってる国だけれど」
「日本は向日葵も合うね」
「日本の夏に」
「そうだね、だからね」
 それでというのです。
「今こうして観て」
「いいと思うね」
「詩的だよね」
「ここから見る向日葵も」
「そう思うよ」
 先生は文献を手にしつつ言いました。
「全く以てね」
「そうだよね」
「それじゃあね」
「今は向日葵も観て」
「そうして楽しもう」
「そうしようね」 
 先生は向日葵も観ました、そしてです。
 また文献を読みますが皆はその先生に麦茶を出しました。
「水分補給もしっかりね」
「塩分は塩飴あるから」
「どちらも忘れないでね」
「夏だからね」
「そうだね、暑いとね」
 どうしてもというのです。
「汗を流して」
「身体の中の水分が出るから」
「塩分もね」
「だからちゃんと水分摂って」
「塩分もね」
「両方を摂ってだよ」
 そうしてというのです。
「しっかりやっていかないとね」
「だからスポーツドリンクいいんだよね」
「あれを夏に飲む」
「それがいいのよね」
「そうだよ、あと経口補給水もいいよ」
 こちらもというのです。
「あれもね」
「そう言われているけれど」
「その通りだね」
「夏は特にああしたものを飲む」
「それがいいのね」
「そうだよ、あと飲むと身体が冷えるね」
 先生は皆が煎れてくれた麦茶を飲みつつ言いました。
「そうなるね」
「それで体温を調節する」
「その効果もあるね」
「あまりにも熱くなってるとよくないからね」
「体温も」
「それを適度に冷やしてくれるね」
「だからいいんだ」
 水分を摂取することはというのです。
「こちらもね」
「そうだよね」
「それもいいよね」
「だから夏は沢山水分を摂取する」
「そうしたらいいね」
「そうだよ、もっとも僕は冬でもよく飲むね」
 先生は笑ってお話しました。
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