暁 〜小説投稿サイト〜
機動6課副部隊長の憂鬱な日々
第92話:管理局の裏側
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
?」

はやてのその声で俺となのははバッと手を離す。

「悪い・・・」
「ごめんね、はやてちゃん・・・」

「いや、そこまで謝られるほどのことやないんやけどね。
 で、思わぬ話題になったけど相談って以上?」

俺となのははお互いに顔を見合わせると、はやてに向かって頷いた。

「ほんなら話は以上やね。休暇の日程が決まったら連絡してや」

「うん。じゃあ、ありがとね。はやてちゃん」

「ええって。ほんならね」

なのははそう言って艦長室を出ようとする。
が、俺が動かないので手を引かれ、少しバランスを崩す。

「ゲオルグくん?」

「悪い。俺はもう少しはやてと仕事の話をしたいんだ」

「そっか。じゃあ私は先に戻るね」

そう言うとなのはは艦長室を出ていった。
音を立てて扉が閉まったところではやてが先に声を上げる。

「で?話っちゅうのは何?」

「ああ。ひとつ頼みがあるんだけど・・・」

そうして、俺ははやてに一つの頼みごとをして艦長室を後にした。


[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ