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機動6課副部隊長の憂鬱な日々
第92話:管理局の裏側
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のマンションってここから30分やろ?
 いざっちゅうときには1時間以内に来れるんやから問題無いよ。
 それよりも・・・」

はやてはそこでなのはを見る。

「なのはちゃんこそええの?これって同棲ってヤツやと思うんやけど」

はやての問いになのはは頷く。

「うん。昨日の夜にゲオルグくんとも話したんだけどね、
 とりあえず隊舎が再建できるまでってことならいいかなって。
 ヴィヴィオと一緒に居たいっていう気持ちもあるし」

なのはの答えにはやては微笑むと、なのはに向かって手招きする。
なのはが自席に座るはやてのそばにいくと、はやてはなのはの耳元に
口を寄せて、何かを囁いているようだった。
はやてがなのはから顔を離してニッコリ笑うと、なのはの顔が真っ赤になった。
なのはは顔を赤くしたままうつむきがちに俺のところまで戻ってくる。

「なあ、はやてと何を話してたんだ?」

俺がそう尋ねると、なのははさらに耳まで真っ赤にして俺を一瞬見ると
うつむいて小さな声でもごもごと何かを言っている。

「・・・ない」

「あ?何言ってんのか聞こえないんだけど」

俺がそう言うとなのははキッと俺を見て口を開いた。

「ゲオルグくんには話せないっていったの!」

なのははそれだけ言うとまたうつむいてしまった。

(耳元で叫ぶなよ・・・あー頭痛て・・・)

「話はそんだけかいな?」

はやてはそんな俺となのはのやりとりを見てニヤニヤと笑いながらそう言った。

「いや・・・。それと引越しのために俺となのはの休暇を合わせたいんだけど」

「ん?それやったら適当に有給休暇を使ったらええやん」

こともなげにはやては言う。

「いいのか?」

俺が尋ねるとはやてはひらひらと手を振りながらカラカラと笑う。

「ええねんって。どうせ何か起こってもウチに対応依頼は来えへんよ」

「はぁ?どう言う意味だ?」

「あのな、私らはJS事件でちぃとばかし活躍しすぎたんよ。
 そやから、これ以上私らが活躍できひんように出動制限が
 かかってるはずやねん。ま、昔からの管理局のやり方っちゅうやつよ」

肩をすくめながら言うはやての言葉に俺は少し引っかかりを感じた。

「昔から?」

俺がそう尋ねると、はやては大きくため息をついてから口を開いた。

「PT事件と闇の書事件のあと、アースラとその乗組員が
 どうなったか知ってる?」

「知らないよ。なのははどうだ?」

そう言ってなのはを見ると、先ほどまで真っ赤だった顔が青ざめていた。

「なのは?」

もう一度声をかけるが、なのはは口元を抑えてはやてを見つめていた。

「なのはちゃんは知っとるわな」

「そうなのか
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