衝撃の内容
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理ないじゃん。
「400年前の竜王祭とは別の歴史にいたドラゴンだってな」
「竜王祭はイシュガルのドラゴンたちの戦いだったからな」
西の大陸アラキタシアのドラゴンとイシュガルのドラゴンの戦いが竜王祭と言われているらしいけど、このギルティナ大陸にもドラゴンは当然いたらしい。その中でいまだに生き残っているのが今回の依頼対象である五神竜。
「天使の次は神の名を冠するドラゴンか〜」
「あいつらより強いのかしら」
「まっさかぁ!!」
五神竜の存在は秘匿とされていたらしく評議院の人でも知ってる人は少ないらしい。しかもその時のメンバーは全員冥府の門の評議員狩りの対象になっていただろうし、知らないのは無理もないだろう。
「でもほとんど活動してないんでしょ?それなのに倒す必要があるの?」
「ひとたび動けば天変地異が起きるんだぞ?」
「あぁ。しかもアクノロギアと全員が同格・・・もし目覚めたらひとたまりもないな」
エレフセリアさんはその五神竜を倒すために滅竜魔法を修得したらしいけどまるで歯が立たなかったらしい。だからその脅威に立ち向かえる存在が現れることを信じてクエストにしたんだとか。
「つーかさぁ、ギルダーツの奴、五神竜ってのと関係ねぇアクノロギアを倒そうとしてたのか?」
「間違えるのも仕方ないよ」
「その五神竜の居場所がわからないんじゃね」
活動実績がないため五頭の居場所は誰もわからないが、手がかりになる街がこの先にあるとエレフセリアさんが言っていた。その街はかつて五神竜の一角、水神竜メルクフォビアを祀っていたらしい。だからそこにいけば手がかりがあるかもしれないとのことだった。
「水神竜ならヴァッサボーネのことわかるのかな?」
「いや、ヴァッサボーネは元々人間だったらしいからなぁ」
「じゃあわかんないかもね〜」
俺の父であるヴァッサボーネは水の竜だと思っていたのに、実際はドラゴンの身体をもらった人間だったから水神竜はお父さんのこと知らなそうだなぁ。知ってたら色々教えてほしかったのに。
「ギルダーツもまずはそこへ向かったはずだろ?」
「なんでイシュガルに戻ってきちまったんだろうな」
もしかしたらギルダーツさんはドラゴンの目撃情報を受けて霊峰ゾニアに向かったのかも。レオンが別の100年クエストを受注した時アクノロギアと遭遇したって言ってたから、たぶんよくドラゴンが現れるという話を聞いてとにかく一度姿を見たいと思ったのかもね。
「あたしは報酬の話が気になるわね」
「出た」
「違うわよ」
ルーシィさんの言葉にイヤらしい笑みを浮かべるハッピーだけど、俺たちも彼女と同様の疑問を抱いている。
「望みの物をなんでもくれるってどういうことなのかな?」
「なんでもいい
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