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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
衝撃の内容
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とを言っているんだろうけど、その前から来ていた魔導士はマッチョな人やオジサンばかりだったらしくブツブツと闇に落ちるのではないかと言うほど愚痴を溢している。

「よい時代になったのぅ!!こんなにも美しい女性魔導士が!!」
「最初と全然キャラ違うね」
「こんなのが魔導士ギルドの創始者か〜・・・」
「最低ね・・・」
「なるほど、心中お察しします」
「え?エルザさん?」
「お察ししちゃうんですか?」

ただのスケベ親父に成り下がってしまったエレフセリアさんを見てセシリーとシャルルはドン引きだ。そんな彼の言葉を真面目な顔で受け止めているエルザさんに俺とウェンディの理解が追い付かない。

「だが誰一人として戻っては来なかった」
「ギルダーツは戻ってきたぞ!!」

鼻の下が伸びまくっていたと思ったら今度は急に冷静なるエレフセリアさん。しかしそれにナツさんは反論するが、それを聞いても彼は冷静だ。

「前回の奴じゃな。確かに・・・奴こそ唯一生還したもの。無事とは言えん帰還と聞いたが」

ギルダーツさんは左腕と左足、内臓までやられての途中帰還。今は義手や義足を付けているけど、本来のあの人からすれば力もいくぶんか落ちてしまったことだろう。

「本当にこの依頼を受ける覚悟はあるか?」

命の危険も伴うほどの依頼。でも、俺たちの答えは決まっている。

「もちろんです!!」
「だからここにいるんだ、俺たちは」

どれだけ危険な依頼なのか、そもそもどんな内容なのかもわからない。それでも俺たちには仲間がいる。だからきっとこの依頼だって乗り越えられるはずだ。

「わかった。先に誓約書にサインしてもらう。100年クエストの内容を決して他言しないこと、そしてこの仕事中に命を落としても依頼主及び魔法評議会は一切の責任をとらんということ」
「上等だ」
「「はい」」

エレフセリアさんの取り出した紙に説明を受けてサインをしていく。エルザさんとグレイさんも頷いており、全員が覚悟を持っていることは見て取れた。

「やっぱ帰ろうかな、あたし・・・」
「ルーシィ汁出過ぎ」
「汗よ」

違った、ルーシィさんだけはまだ恐怖心が勝っているみたい。彼女らしいとも思うけど、すぐに何かを思い出したように表情が一変すると誓約書へとサインしていた。

「さぁ!!聞かせてちょうだい!!100年クエストの内容を!!」

全員が誓約書にサインしたことを確認したエレフセリアさんは後ろを向き、両腕を広げる。そしてその内容は俺たちを驚愕させるものだった。

「よかろう。内容は至ってシンプル。ギルティナの五神竜と言われる五頭のドラゴンを封じてみせよ」
「「「「「!?」」」」」

あまりにも突拍子もない依頼内容に全員が固まる。しかし彼の表情は真
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