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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百九十三話 汚部屋清掃ボランティア その5
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屋」
俺は学生寮を出て、うまいラーメン屋に向かう。
うまいラーメン屋に入店すると、店内で先程、俺が助けた少女がおいしそうにラーメンを食べていた。
少女が俺に気付く。
「あ、先程はありがとうございました!」
「おう。おやっさん、俺、うまいラーメンとアイスティーね」
俺は少女のとなりに腰を降ろす。
うまいラーメンを食べ終えた少女が、うまいラーメンとアイスティーを待っている俺に話しかけてくる。
「すいません、名前、なんて言うんですか?」
「ああ、俺?俺は山神ムサシ」
「私は鈴原サヤカです。山神君はラーメン好きなんですか?」
「ああ、大好きさ、ここの人気メニュー、『うまいラーメン』が気に入っている!」
「私もモンスターエリアにいたころからラーメンが大好きだったんです!」
「へぇ、パブリックモンスターもラーメン食べるんだ」
「それ、差別ですよ」
「お、そうだな」
「とにかく、モンスターエリアにあった私の実家はラーメン屋だったんです、私はその影響で小さいころからラーメンが大好きでした」
「お、そうだな」
「へい、うまいラーメンとアイスティーお待ち!」
俺は出来立てのうまいラーメンをすする。
「あっちぃなァッ!この野郎ォォォッ?」
あまりの熱さにイラついた俺はアイスティーをうまいラーメンの中にぶち込む。
これで、うまいラーメンアイスティーの完成だ。
冷たくてうまいぜ。
俺の常識外れの食い方にサヤカがキレる。
「ちょっとちょっと!いくらなんでも、それ、マナー違反ですよ!」
「お、そうだな」
うまいラーメンアイスティーを食い終わった俺は店主に金を払って店を出る。
背後からサヤカが追いかけてくる。
俺はサヤカの話を聞くために後ろを振り返る。
「あの、なにか私に手伝えることありませんか?」
「それじゃあ、明日の汚部屋清掃ボランティア、手伝ってよ」
「わ、わかりました、待ち合わせ場所はどこにします?」
「じゃあ、明日の朝8時、うまいラーメン屋の前で待っててよ」
「わかりました、あしたの8時、うまいラーメン屋の前で待ち合わせですね」
次の日の朝、汚部屋清掃ボランティアに向かうトラックがうまいラーメン屋の前で止まる。
部長がぼやく。
「ああ、この子が昨日で電話言ってた、助っ人ね」
「はい、私、鈴原サヤカって言います、よろしくお願いします」
俺と部長とサヤカを乗せた金子さんが運転するトラックが動き始める。
「それで、サヤカちゃんは山神君にナンパでもされたの?」
「実は、うまいラーメン屋で入店拒否された私を山神君が人間に戻してくれたんです、それでそのあと、うまいラーメン屋でなにかお返しがしたいと言ったら、汚部屋清掃ボランティアを手伝って欲しいって言われまして...」
「なんかもう、うまいラーメン屋って言葉以
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