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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百八十九話 汚部屋清掃ボランティア その1
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ゼーゼー息を荒げている。
いや、疲れるのわかってるなら、最初から口で説明しろや。
ホワイトボードには、クソきったねぇ字で汚部屋清掃ボランティアの内容について書かれていた。
どうやら、今回のボランティアも、また役所からの依頼らしい。
どうやら、今回のボランティアを取り仕切る現場責任者は、金子さんらしい。
どうやら、今回の俺達アルティメットクリエイター部の目的は近所からクレームが1分回100回きているゴミ屋敷の室内清掃らしい。
部長が声高らかに宣言する。
「ここで朗報です!今回の汚部屋清掃のボランティアは全員強制参加です?」
いや、朗報じゃねぇし、いつも強制参加だろうが。
「それでは、これからこの後の全授業を放棄して問題のゴミ屋敷に向かうわよ!もちろん教員には誰一人許可を得てないのでご心配なく!」
ご心配なくじゃねぇよ。
こうして、俺たちは校門で待っていた金子さんのトラックに乗って、問題のゴミ屋敷に向かう。
ゴミ屋敷に向かう途中で竹田とヨシノと副部長がトラックの窓から脱走した。
脱走に成功した3人は金子さんの運転するトラックに取り残された俺を見ながら、まるで死人を追悼するように両掌を合わせ合掌していた。
「部長、アイツら3人、どうします?」
「どうもこうもないわよ、残ったのが私と山神くんだけな以上、2人で汚部屋清掃ボランティアをやり遂げるしかないわ!覚悟をきめなさい!」
「金子さん入れたら3人じゃないですか?」
「金子さんは今回、送迎だけよ」
「現場責任者ァ?」
こうして、俺と部長は問題のゴミ屋敷に到着した。
そのゴミ屋敷の庭には大量のゴミが積んであり、激臭を放っていた。
「これじゃあ汚部屋どころか、
汚庭
(
おにわ
)
じゃん!」
「ククク...なかなかうまいこと言うじゃない山神君...!」
いや、全然、笑えねぇし!うまくねぇし!くせぇし!帰りてぇし!
あまりの激臭に心が折れそうな俺は、そのどうしようもない怒りをぶつけるように、インターホンのボタンをあえてグーでパンチする。
インターホンから煙が上がるのと同時に、汚部屋主の声が聞こえてくる。
『はい、どちら様ですか?』
「汚部屋清掃ボランティアで来た、アルティメットメディアクリエイター部で〜す!」
部長の返事↑は客観的な視点で考えると意味不明すぎる。
ゴミ屋敷から、金髪が特徴的な美少女が出てくる。
「どうぞ、入ってください」
俺と部長は恐るおそる、ゴミ屋敷に潜入する。
玄関には見覚えのあるイラスト↓が飾られていた。
『????????????????????????????????????
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