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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百八十六話 アイドルイベント その5
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ドルファンのパブリックモンスター達が次々に暴走を始める。
PGSのカイトが叫ぶ。
「暴走状態のパブリックモンスターを数体確認!PGS(パブリックガーディアンズ)の名のもとに貴様らを処刑する!」
カイトの叫びに、大地の断罪剣士・工藤リンカも現世に大地の断罪剣・ガイアセイバーを召喚する。
暴走したパブリックモンスターたちを処刑しようとするカイトとリンカの前に俺は立ちふさがり、叫ぶ。
「なにするんですか!やめてください!」
「また、君かァ...山神ムサシィ...!貴様もいい加減、学習したらどうだ?暴走したパブリックモンスターが人間社会にとって迷惑な存在であることを!」
「確かに、暴走したパブリックモンスターは人間社会にとって迷惑かもしれません、でもPGSがモンスターエリアでパブリックモンスター達への食料配給を停止したり、無差別殺銃殺事件を起こしたのは事実です!」
「なら、このまま、暴走したパブリックモンスターを放っておけというのかァ?ライブ会場の人間たちに被害が出たらどうしてくれるんだァーンッ?」
「俺が全員、断罪剣ライフセイバーで人間に戻します!なので、カイトさんは人間たちと暴走していないパブリックモンスターをライブ会場から避難させてください、そんで、おかっぱメガネはガイアセイバーで暴走したパブリックモンスター達を足止めしてくれ、その隙に俺がみんなを人間に戻す!」
「おかっぱメガネ言うな、工藤リンカだ...」
「ふむ、わかった...でも、もし、君の作戦で暴走したパブリックモンスター達が1体でもライブ会場から逃げたら、暴走したパブリックモンスター達は全員処刑する...工藤リンカもそれでいいな?」
「なら私に、いい考えがあります、暴走したパブリックモンスターをわざと外に逃がしましょう」
「工藤リンカ...てめぇ?」
「そんなに怒らないでくださいよ...冗談です、冗談」
「落ち着きたまえ、山神ムサシ、怒りに我を忘れれば、冷静な判断力を失うぞ...それではおさらいだ、僕は観客の避難、工藤リンカは暴走したパブリックモンスターの足止め、山神ムサシ、貴様は暴走したパブリックモンスターどもを全員、断罪剣ライフセイバーで人間に戻せ!失敗すれば、暴走したパブリックモンスターどもは全員処刑、各員よろしいな、それでは作戦開始だァ!」
「「了解?」」
霧原カイトは観客の避難誘導を始める。
工藤リンカがぼやく。
「まさかね、あなたと協力することになるとは...」
「そう言うなよ、俺達、断罪剣士とPGSが共に協力して戦うことができるってことは、人間達とパブリックモンスター達がいつかかならず、わかり合えるってことだ!みんなで協力すれば、世界の終末だって絶対に阻止できる!」
「そういうことは、作戦が成功してから言ってくださいねッ!」
リンカが地面に大地
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