暁 〜小説投稿サイト〜
超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百八十三話 アイドルイベント その2
[1/2]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
第二百八十三話 アイドルイベント その2
『パブリックブレイク現象』とは。
ストレスの積み重ねによって、普通の社会人がある日、突然、発狂して怪物や異能者になってしまう現象の事である。
政府は、このパブリックブレイク現象で怪物もしくは、異能者になってしまった人間を、『パブリックモンスター』と命名した。
政府の『新社会宣言』によって、人間とパブリックモンスターが同じ社会で生きる世界が始まってしまった。
ファミレス『ダイオキシン』で1735円のアイスティーを飲み終えた俺は街を歩く。
街路の壁には人気アイドル『アスベスト』のポスターがたくさん貼られていた。
政府がプロデュースしている『アスベスト』は人間とパブリックモンスターの共存を目的に結成されたアイドルユニットである。
アスベストのメンバーは、人間とパブリックモンスターのアイドルの二人である。
政府はおそらく、人間とパブリックモンスターが同じアイドルを応援するようになれば、人間とパブリックモンスターの争いが減ると考えているのだ。
俺は学校に戻る。
授業中にもかかわらず、俺は学生寮の自室に向かう。
俺の自室では、いつものごとく、竹田と部長が鍋うどんを食っていた。
「おかえり山神」
「おかえり山神君」
「おかえりじゃねぇよ!アンタたちまだ授業中になのに俺の部屋で何してくれとるんじゃあッ!」
「何って、鍋うどんよ」
「ああ、鍋うどんだ、昨日の鍋で残った汁に冷凍のうどんをぶち込んで煮込んだ鍋うどんだ。山神も座って食えよ」
いい加減ツッコむのがめんどくさくなった俺は腰を下ろして鍋うどんをすする。
「うん、おいしい」
「ところで、山神、明日、この辺で超大人気アイドルユニット『アスベスト』のライブが開催されるのは、知っているな?」
「本当は知ってるって言いたくないけど、街中の壁にポスターが貼られていたからな、嫌でも知っとるわ」
「俺、実はチケット持ってるんだよね...」
「で?」
「実はさぁ、ホントは隣のクラスの田中コウジと一緒に行くはずだったんだけどさ、田中のやつ、焼き肉のたれ一気飲みで緊急搬送からの入院で急にライブいけなくなっちゃったらしくて...」
「なんで飲んだの?」
「もしよかったら、お前も行くか?アスベストのライブ!」
「う〜ん、俺、あんま、アイドルとか興味ないんだよね...」
「私も」
「いや、部長は誘ってねぇし」
「だいたいさぁ、アイドルなんてカルト教団みたいなもんよ、そんで、アイドルファンはカルト教団の信者。歌って踊って思ってもねぇことペラペラしゃべって信者を洗脳して狂信者にして、法外な金を巻き上げて、その金で楽して、彼氏は絶対作らないといいつつも、知名度を利用してイケメン俳優やイケメンアイドルとズッコンバッコンの末に高収入のセレブと玉の輿。竹
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ