第十二話 恐竜までもがその六
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「その見方が」
「そういうことやな」
「水におるのは恐竜やない」
「そうなってるんやな」
「大型の水棲爬虫類」
「そうなるんやな」
「何ていうか」
施はさらに言った。
「恐竜と思ってたんがちゃうとな」
「それはショックやな」
シェリルは冷静に述べた。
「ほんま」
「ああ、わいもな」
トウェインはどうかという顔でシェリルに応えた。
「この世界では大きく区分されて」
「お水の中におってもな」
「恐竜って言われるけど」
「正しく言うとな」
学問的にというのだ。
「そうなるねんな」
「恐竜に入らん」
「そうなるんやな」
「恐竜はや」
シェリルはこう言った。
「大きさでは言わんのやな」
「骨格やねんな」
「それでな」
そこからというのだ。
「区分されるんや」
「骨格な」
「骨格は重要や」
「生きものにとって」
「動きに分類もな」
「決める」
「そうしたな」
そこまでのというのだ。
「生物学では極めて重要なものやさかい」
「恐竜の区分もやな」
「そうなってて」
そしてというのだ。
「最近ではな」
「エラスモサウルスとかはか」
「そうなってるんや」
「厳密に言うとやな」
「そや、私も正直な」
「恐竜やとやな」
「エラスモサウルスとかは思ってた」
実際にというのだ。
「アーケロンもな」
「大亀やなくて」
「大きい爬虫類はな」
「恐竜やな」
「それやとな」
その様にというのだ。
「思ってたわ」
「そやな、やっぱり」
「それがそうなってる、学説とか区分はな」
「時代と共に変わるな」
「そういうことや」
こうした話もしつつだった。
一行は海中も進んだ、途中鮫や他の獣も出てきたが一行は彼等も倒していった。アレンカールはその中でだ。
ホオジロザメ五匹を倒してからだ、こんなことを言った。
「普通だとこうはね」
「簡単には戦えんな」
「そうなのよね」
シェリルに対して話した。
「あたい達だとね」
「海中でも普通に動けるな」
「ステータスが高くて」
そしてというのだ。
「飴玉舐めてね」
「酸素も呼吸出来てな」
「泳ぐ特技もあってそれが高いから」
「戦えるけれどな」
「普通はこうはいかへんわ」
シェリルに話した。
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