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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第25話 閑話C 〜彼ら彼女らの休日は由々しさと愉悦に満ちている〜
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”技術アーツ”を身に付けたようでね、その技のさらに応用をモノにしようと私に相談してきたのだよ…》
…あいつ、病みあがりの筈なのにがんばるなぁ…。
で、それはどうなったんだ?
《葦名流という剣術、その中で彼だけの技『葦名あしな米印こめじるし・下一文げいちもん』というものを考案したよ。無論、名はヒョウが付けたのだがね》
米印…?
剣術だし、漢字の『米』を描くように剣を振るうのか?
《いや、リファレンスマーク…記号のを描くように斬りと突きを行う剣術だ。
ヒョウの要望は元々ある『葦名十文字』という技を元に葦名流には多くは見られない突きを使った技を作りたいというものだったから、抜刀でクロスを描いた後連続で突きを放ち最後に切り上げるという技を考案したのだよ。
…まぁ、中々に手抜きなのだが》
なるほどなぁ…。
中々に習得が難しそうな技だが…まぁ、ヒョウには『学習者マナブモノ』があるし大丈夫だろう。
…というか、俺が寝てる間にもそんな事をやっていたとは…お疲れ様です。
《…その労いの言葉だけがこの荒んだソウルに活力を与えてくれるよ…。
ヒョウにも礼と労いの言葉は貰ったが…》
…本当に疲れてんな、ガスター。
今日一日ぐらいは休んでもいいんだぞ?
どうせ、今日の予定は決まってるんだし。
《…いや、問題は無いんだ。
私の場合疲労というよりも希望を見出せないという言葉のほうに傾いているからね…》
…まぁ、この世の中じゃあ、そりゃあ不安にもなるわな…。
《…この現状をどう乗り切るか…本当に憂鬱な演算だよ…》
…お疲れさん。
俺が再び労いの言葉をガスターにかけたとき、ノックをする音が聞こえワンテンポ置いた後に扉が開かれた。
上半身だけ起き上がった俺が向けた視線の先には見覚えのある金髪の少女が立っている。
「…ヒストリア…」
「…ハチ…マン…ハチマンっ!」
「わっぷ!?」
俺が名前を呼ぶと、ヒストリアはすぐに駆け寄り俺に抱きついてきた。
俺はその衝撃に耐え切れずベットに再び倒れる。
…やばいやばいやばい…!
ヒストリアが俺の頭を抱え込むように抱きついてるせいで少々慎ましくも物凄く柔らかい感触が俺の顔全体に当たってしかもそこから物凄く良い匂いがして何か滅茶苦茶ヤバイっ!
「ハチマン〜っ!よがっだよ〜っ!」
ヒストリアの女性特有の柔らかさと匂いで理性がゴリゴリと削られる為、声をかけようとすると当の本人は安心したかのように泣き出し俺の頭に頬をこすりつける。
…そうか、作戦中に急に気絶した上にそれから2日立っても目を覚まさなかったんだからそりゃあ心配になるよな…。
そう思い立ち、結局俺はヒストリアの好きにさせるこ
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