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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第25話 閑話C 〜彼ら彼女らの休日は由々しさと愉悦に満ちている〜
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院の一室だった。
…あれ、俺は壁外で…って気絶したんだったか…。
というか…額が汗びっしょりだな…なんでだ…?
…ッ!そういやエレン達は!?作戦はどうなった!?
《ああ、漸く起きたか、ハチマン。
おはよう。それと随分と魘されていたが、大丈夫かね?》
え、あ、ああ。おはよう。
魘されていた件については知らん。どっちかって言うと俺が聞きたい。
…じゃなくて!何で俺は治療院に…。
《それについては作戦の結果と共に説明する。
だから落ち着きたまえよ》
あ、す、すまん…。
《まったく…いつもは同じ状況になったとしてもボケをかますというのに…。
今回の作戦がどれだけ君を疲弊させていたのやら…。
まぁ、それに関してはいい。君が丸2日以上寝ていた間に起きたことについて説明しようか》
丸2日以上!?
その長さに驚いている俺を無視し、ガスターは俺が気を失う形で眠ってしまった間に起きた事を説明していく。
・エレン奪還作戦の結果
俺は途中ハンネスさんを助ける為に強引に『規則性付与』を発動させた為負荷がかかりすぎて気絶したが、作戦自体は成功し、エレンを取り返すことが出来たらしい。
だが、作戦に参加した憲兵の7,8割は死亡、調査兵、駐屯兵にも死者が出てしまったようだ。
…お悔やみ申し上げる…特に調査兵と駐屯兵の方々。
また、エレンが巨人を操る特殊な能力に目覚めたらしい。
…正直、そんな都合のいいものが存在するわけが無いとは思う。
存在していても、それを行う条件は相当厳しいはずだ。
発動条件は何なのか…ものすごい嫌な予感がする…憂鬱だ…。
・なぜ丸2日以上も寝ていたのか
ストへス区での異形の女型との戦いに続き、ミケ分隊長の救出、ウドガルド城跡での攻防戦、鎧の巨人との戦い、果てにはエレン奪還作戦と連戦続きで休む暇が無かった為気絶したと同時に脳と身体が完全に休息状態へと移行した。
休息状態が終了したのがついさっき、つまり俺が目を覚ました時。
丸2日以上睡眠をとらなければいけないほどに俺は疲弊していたという事である。
・現状について
今現在、ウォール・シーナ内の旧地下都市にはウォール・ローゼの住民が避難している。だが、人類の半数以上を食わせることの出来る備蓄は一週間が限界だといわれている。
だが…ガスターの量子コンピューター以上の演算能力による予想ではギリギリ一週間を耐えれるかどうかレベルの状態である。
つまり…ウォール・ローゼが破られて一週間後には、人と人とが生きるための戦争を起こす事になるという事だ。
不毛で…そして哀しい戦争が起きる。
恐らく王政は今日を抜いて3日後に住民達をウォール・ローゼに戻すだろう。壁は破られておらず、
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