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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第21話 調査兵団B ストへス区での戦い
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所に行く。

「協力してくれるらしい」

「良かった…。なら、アニ。ついてきてくれ」

 その言葉を合図に、アルミンたちは歩き出す。
 アニと俺はそれについていく。

「それにしても、1ヶ月ぶりだね。ハチマン」

「まぁな。俺は調査兵で、アニは憲兵。
 なかなか会う機会なんぞないからな」

「まぁ、そうだね。
 でも…、また会えてうれしいよ」

「/////お、おう」

「/////」

 くっそ、何かこっぱずかしいな…。

「ムッ」

「…」ニヤニヤ

 気まずい空気が一瞬流れたが、すぐに地下道に着いた。

「行こう…。この地下道は外門の近くまで続いてるんだ」

 そうして降りていく4人。
 それに続いて、俺とアニも降りる。
 作戦は成功。これでアニも無事…。

「はぁ、アニ・レオンハート!あんたには呆れたよ」

 いきなり、階段の上の方からアニによく似た声がした。
 それに反応し、後ろを振り返ると

「まさか、故郷と、その故郷に置いてきた自分の父親と見捨てて自分のそのくっだらない恋心を優先するなんてね」

 薄い灰色の髪色をした、アニそっくりの顔立ちの憲兵が立っていた。

「!?…アニの…姉妹さん?」

「いやなんでだよ」

「いやいや、冗談だって」

 こんな状況でよく冗談をいえるな…。
 まぁ、自分にとっては何が来ても安心って思ってるからかもしれんが。

「はぁ…、ホント、聞いて呆れるよ。
 あんたはどっちも選べず、ここで巨人となってこいつらと戦うと思ったんだけど…、予想が外れたね…。
 おかげで、私がそれをする羽目になったじゃないか…。
 道のせいで、座標には…、始祖には逆らえないし」

「オイ、テメェ、結局何が言いたいんだ?」

「そうだね…。あんた、いや、あんたらに呆れたって事と…、ここで死んでもらうって事ぐらいなぁ!」

 そうして、目の前のアニ似の憲兵は指を噛もうとした。
 それにいち早く反応したアルミンが音響弾で合図を送る。
 その合図で一斉に先輩兵士方が出てきて、アニ似の憲兵を
 巨人化できないように拘束する。
 これで…。…!アイツ…!

「チッ!全員、降りろ!」

 アニとアルミンを掴みながら、ヒョウたちの向かって言う。
 だが、ミカサはエレンを掴んで既に降り始めており、ヒョウに関しては階段をバックステップして降りながら、俺が作った麻酔弾を撃てるようにさらに改造した方のColt 1911 カスタムでアニ似の憲兵に発砲している。
 いや、すげぇな。あの若きBIGBOSS―――ネイキッド・スネークがプロ仕様って言ったくらいに扱いが難しいのにあそこまで使えるようになるとは…。しかも短期間で…。

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