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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第21話 調査兵団B ストへス区での戦い
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れてる…。
 …きもちいい…。

「…♪」

(かわいい)

(なにあれ超かわいい!
普段クールなハチマンがあそこまでなるなんて…。
…今すぐぎゅってして、あたま撫で回したい!)

「…あれ?ぼくたち作戦会議してたよね?」

「してたな」

「…何か、おかしな状況になってるな」

「…仕方ない。
 彼らのことは置いておいて、作戦の説明を続ける」

 あの後もミカサにあたまを撫でられ続けている間に作戦会議が終わってしまい、リヴァイ兵長にしこたま怒られた。
 まぁ、アルミンとヒョウの説明で作戦は大体理解したし良かったが…。

(あの怖がってるハチマン…、…かわいかった。
また、あの状態になったらもっと愛でよう)

(あのハチマン…、かわいかったなぁ…。
また見れないかなぁ…。見れたら、絶対にぎゅってしてあげないと!)




 次の日…というか、作戦当日。
 俺は朝から兵団購買部に行って、帰ってきた。
 理由としては、俺の立体機動装置が紛失したからだ。
 …まぁ、ホントは紛失とかじゃなく装置自体が『七個之魂セブンスソウル』に取り込まれちゃったため、もう1つ、装置を用意してもらおうと思ったのだ。
 結果、新品の立体機動装置を用意してもらうことができた。
 …紛失したといった時、「弁償代を払ってください」と補給兵の人から満面の笑み(目は笑ってない)で言われ、非常に怖かったですはい。
 ちなみに、弁償代は金貨25枚だった。
 今まで一切給料を使ってなかったから足りたものの、もし散財してたら危なかったな。
 …残りの財産は、金貨4枚と銀貨28枚。
 まぁ、町で買い物する分には全然余裕だな。
 さて…、用意は済んだ。
 作戦開始だ。



「アニ、やぁ…。…もうすっかり憲兵団だね」

「アルミン…?どうしてストへス区に?…!ハチマンも」

「アニ、エレンを逃がすのに協力してくれないか?
 このままじゃ、まず間違いなくエレンは殺される。
 ウォール・シーナ内の検問を通り抜けるには憲兵団の力が必要だ」

 そこまで言い切って、アニの耳元で小声で話す。

「今、アニは鎧や超大型の協力者として疑われてる。
 今から地下通路まで連れて行くから、抵抗せずに地下通路を通れば、疑いは晴れるし、そのまま憲兵を続けられると思う」

「…分かった。協力するよ。
 …で、でも…、ひ、久しぶりに会ったわけだから…、
 その…、あ、後で私のお願いを1つ聞いてほしいんだけど…」

「ん?別にいいが…、何するんだ?」

「そ、それは後で言うから…。
 ひとまず、今は先にエレンを逃すべきじゃない?」

「そうだな」

 俺は一度、アニから離れて、エレンたちの
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