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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第21話 調査兵団B ストへス区での戦い
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ろで避けて、カウンターを入れてたとこを丁度見たからな。
 …だが、アニは、俺達を裏切るはず無いんだ…。
 アイツは…、自分が巨人だって事を俺に自白してくれた。
 その場にはミカサもいたし、アイツは味方…のはずだ…」

「!…ハチマン。
 何で、そのことを団長や僕たちに言わなかったの?」

 …あの目は…、多分…、気付いてる目…。
 その上で聞きたいみたいだな…。

「…俺がそれを知ったのは、トロスト区防衛線の時だ。
 あの時にお前らに話していたとしても、余計に混乱するだけだろうし、何より、本人が言うのを望まなかった。
 調査兵団に入ったときには、まだ団長や兵長の人柄や考えがいまいち分からなかったから言うか迷ってたし、本人が居ないのに勝手に言って良いものかどうか分からなかったのもある。
 もし、エレンに言ったら、相当大変なことになってたと思うし。
 兵長や団長、お前らの事を信用してなかったわけじゃない」

「…たしかに、あの時の僕等じゃ、それを言われても余計に混乱するだけだった。
 調査兵団に入ってからも、ほとんど会う機会が無かったし。
 それに、もしエレンだけにそれを伝えたとしても、エレンがそれを信じないかもしれなかったし、逆に怒って暴走するかもしれなかった。
 エレンって、よく感情に身を任せておかしな行動を取るし、ヒョウも知ってたから、言う相手もあのエレンだけだったし。
 仕方ないね」

「…お前ら…、俺の事をなんだと思って―――」

「仲間思いの死に急ぎ野郎」

「無鉄砲の駆逐馬鹿」

「人類終焉の進撃野郎」

 だよな。
 ヒョウの言ってることについてはいまいち分からんが…、アルミンの言ってる事は分かる。
 確かにそうだもの。

「オイッ!?酷過ぎるだろッ!
 てか、ヒョウとハチマンに限ってはそれ悪口だろッ!?」

「おいおい、無鉄砲のところは悪口だが、駆逐馬鹿についてはほめ言葉だぞ?
 そんだけカルラさんの事を大事に思ってんだろ?
 だから、あそこまで執着してる。いいことじゃないか」

「お、おう…。いいこと…なのか?
 てか、ヒョウに関しては…、人類終焉の進撃野郎って何だ?」

「いや、いつかこんな風にやらかすだろうなって思って」

「いや、しねーよッ!」

 …どゆこと?

「…おい」

 …あ。終わった。

「「「「…」」」」ガタガタ

「今はふざけてる場合じゃねぇ。真面目にやれ」

「「「「はいッ!」」」」ガタガタ

 こわい…。
 こわいよぉ…。
 じごうじとくなんだけど…。

(ハチマンがブルブル震えてる…。
…かわいい…)
「…よしよし。もう大丈夫だから」

 なんか、みかさからあたまなでら
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