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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第21話 調査兵団B ストへス区での戦い
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ハチマンside

 俺はさっきまで借りた部屋のベットで寝ていた。
 本当ならもうちょっと寝ていたかったんだが…団長に呼ばれてるし、団長室に行かなきゃいけない。
 だが…、

「もう!私にもハチマンをぎゅっとさせてよ!
 ミカサばっかりずるい!」

「やだ。ハチマンは私の。あなたにはあげない」

「ハチマンはミカサのじゃないでしょ!」

 何故かこの部屋で居るはずのないミカサとクリスタが何故かどっちが俺に抱きつくかでケンカしている。
 …どうしてこうなった。
 てか、ミカサは既に抱きついてるし…、俺お前のじゃないし…。
 寝起きだからか、あんま頭回らない…。

「うるさい。ハチマンが起きる」

「なら代わって!」

「やだ」

「む〜。…代わって!」

「やだ」

 …なんだこの言い争い。
 てか、さっきのクリスタの声かわいいな…。
 …ちょっと頭も覚醒してきたし、起きるか。

「…ミカサ、どいてくれ。起きれない」

「!ハチマン、起きた?団長が呼んでる。早く行こう」

「いや、その前にどいてくれ。抱きつかれてたら動けん」

 それにあなたのそのやわらかいものが当たって、俺の理性がゴリゴリ削れていってるからぁ!

「…分かった」

「ありがとよ。…はぁ、おはよう。クリスタ、ミカサ。
 …さて、何でここに居るんだ?」

 ホント、何で居るの?

「私は団長に呼ばれてハチマンを呼んでくるように言われた。
 だからここに来たけど、寝てた。
 ので、ハチマンに抱きついてた」

「なんで?」

「そうしたかったから」

「えぇ…」

 なんでだよ…。
 …まぁ、抱きつくのに理由はない…のか?

「む〜。
 いちゃいちゃしないで!」プク~

「いや、してねぇ…」

「/////い、いちゃいちゃ…」

 …なんでミカサは顔赤くしてんだよ…。
 怒ってるのか?

「むぅ…。
 とりあえず、私も説明するから!
 私はね、明日から別のところで待機するみたいだから、その前にハチマンと話そうって思ったの。
 で、部屋に来たらミカサがハチマンに抱きついてたから「なら私も!」って」

「…そうか」

 うん、何でそうなるのか分からん。
 まぁ、とりあえず、この2人は人のぬくもりに餓えてるのか?
 ミカサはまだ分かるが…、クリスタはどうなんだろうか。
 …さすがに、ズバッと過去の事を聞くのは気が引けるし、自分から話して貰った方がいいんだが…。
 今は無理だろうからな。
 時間が解決してくれることを祈ろう。

「ハチマン、早く行こう」

「いや、その前に着替えなくちゃ行けねぇだろ…」

「そうだった」

「むぅ
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