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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第20話 調査兵団A 異形の討伐と壁外からの帰還
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”ァ”ァ”ッ!!」

 グンタ「グッ・・・。」

 うるさっ!

 エルド「グッ、全員!一度退け!」

 叫び声の中での指示により、エレン以外が全員木の上に避難する。
 エレンはその木の下まで後退した。

 オルオ「おい、どうする!あと少しってところで叫ばれて、
     再生されるんなら、拉致があかねぇぞ!」

 女型を見ながらオルオさんがそういう。
 どうやら女型は、もう再生を始めていて、片目だけ再生しきっているようだ。
 しかし、太ももの筋肉を削がれたからか、身動きがとれずにいる。

 グンタ「エレンに女型を惹き付けて、その上で俺たち4人が奇襲を仕掛ける。
     その上でハチマンにさっきの良く分からん攻撃をしてもらえば、
     仕留めることは可能じゃないか?」

 ・・・なるほど。
 ちゃんと見てるな。

 エルド「・・・そうだな。
     このまま戦い続けてもこっちが不利だ。
     なら賭けに出て、早く蹴りをつけるほうがいい。」

 ペトラ「そうね。エレン!頼める?」

 エレン巨人「・・・。」コク

 良いみたいだな。

 ハチマン「なら、やりましょう。」

 相手さんも、丁度両太ももと片目の再生が終わったみたいだしな。

 エルド「チャンスはおそらく一度きり!
     失敗は許されん!やるぞ!」

 その合図で、エレンが女型に攻撃を仕掛ける。
 女型はそれを分かっていたのか、カウンターを仕掛けるつもりのようだ。
 ・・・!あの構えは!

 異形(女型)3「・・・。」

 女型は訓練兵時代にアニから教わった足技でエレンを攻撃する。
 エレンはその技に見覚えがあったからか、隙を見せていた。
 女型はこれでエレンを仕留めたと思っただろう。
 しかし、

 エレン巨人「ウ”オ”ォ”ォ”ォ”ォ”ッ!」

 俺と一緒にヒョウから反射神経の鍛錬を積んでいたエレンには、
 すぐに対応できる速さだった。
 エレンは身をすぐに屈め、女型の腹にむかって拳を振るう。

 異形(女型)3「!?」

 エレンを仕留めたと思い、油断していたのだろう。
 女型はエレンの一撃で思いっきり吹っ飛んだ。
 その隙に先輩方が一気に近づき、奇襲をかける。

ザシュッ!ザシュッ!ザシュッ!ザシュッ!

 異形(女型)3「ッ!?」

 頭が追いついていないのか、女型は一切動かなかった。
 いや、動けなかったといった方がいいか。
 先輩方に四肢の筋肉を削がれ、一切に身動きが取れなくなっている。
 そこから近づいていくエレン。
 相手からしたら恐怖ものだろう。
 だが、お前を殺すのは目の前の敵エレンじゃない。

 ハチマン
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