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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第19話 調査兵団@ 壁外調査と異形の敵
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 調査兵の1人が、衝撃的なことを伝えてきた。
 それに、リヴァイ兵士長以外全員が驚く。
 ・・・特に、ヒョウが一番驚いていたのが気になるが。

 ハチマン(右翼壊滅か・・・。おそらく、鎧が来たな・・・。)

 リヴァイ「おい、聞いたか。ペトラ、お前が行け。」

 兵長が伝達の指示を出す。

 ペトラ「!はい。」

 ラルさんはすぐに左翼側に馬を走らせて行った。
 ・・・これは・・・、成功するかどうか・・・。
 まぁ、今更か。
 というか、成功するかどうかとかじゃなく、成功させなければいけないんだ。
 そうじゃないと、エレンは間違いなく死ぬ。
 ・・・やれるだけやってやる。



 そんなケツイを滾らせながら、馬で進む。
 すると、巨大樹の森が見えてきた。
 ここで、エレンを奪取してこようとする敵を迎え撃つ作戦だ。
 他の班は、木の上で巨人を惹き付けて貰い、俺たちはその間に事を済ませる。
 勿論、巨大樹の森の中に巨人が入ってきたら失敗だし、
 中で事の状況が悪化しても、成功する確率が下がる。
 だが、成功すれば、巨人について多少なりとも解明できるし、
 人類の敵の戦力の一部を削ぐことができる。
 ハイリスクハイリターンの作戦である。
 ・・・個人的には、あまりこんな作戦はやりたくないし、
 働きたくないが、まぁ、信頼できる仲間を失うのは嫌だしな・・・。
 やれることはやろうと思ってるが・・・。
 そう思いをまとめ、巨大樹の森を進んでいると、
 横から何かが見える。
 それを不審に思ったのか、エレンが兵長に質問する。

 エレン「兵長!ここ森ですよ!中列ですけど・・・、こんな場所じゃ、
     巨人の接近に気付けません!
     右から何か来ているようですし・・・、どうやって
     巨人を回避したり荷馬車班を守ったりするんですか?」

 リヴァイ「分かりきったことをピーピー喚くな。
      もうそんなこと、できるわけねぇだろ。」

 兵長がそういった途端、

パシュー

 奇行種発見の黒い煙弾があがる。

 リヴァイ「お前ら剣を抜け。それが姿を現すとしたら――
      一瞬だ。」

 そういわれ、俺は銃とブレードを、ヒョウはブレードを抜く。
 ふと振り返ると、飛びながら後ろを向く兵士が見える・・・が、
 次の瞬間、肉が潰れる音と共にぐちゃぐちゃに潰された。
 そして、黒髪短髪の肌が他の巨人に比べ薄黒く、
 少し胸の部分が膨らんだ、女型と言えるであろう巨人が
 こちらに向かって、手で項を守りながら全力疾走してくる。

 リヴァイ「走れッ!」

 その指示の通り、俺たちは馬を全力で走らせる。

 ヒョウ「ッ!?・・
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