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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第19話 調査兵団@ 壁外調査と異形の敵
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のバレエシューズとチュチュ。
 『勇気之ソウルゆうき』の擦り切れた手袋とオレンジのバンダナ。
 『不屈之ソウルふくつ』のノートとメガネ。
 『正義之ソウルせいぎ』のリボルバーとカウボーイハット。
 『忍耐之ソウルにんたい』のプラスチックナイフと赤いリボン。
 そして、俺のソウルといえる『渇望之ソウルクレイヴィング』の
 立体機動装置とサファイアの宝石が付いた黒い腕輪。
 今挙げた武器、防具それぞれ7種を具現化できる。
 ちなみに、魂器化で具現化した立体機動装置は、他の装置よりも、切れ味抜群、
 ガス増量、壊れない、メンテナンス不要といったメリットがある。
 まぁ、代わりに自分の魔素とエネルギーを消費するから、
 どちらかが無くなったらもう具現化し続けられなくなるんだが。

 魂実化は、ソウルたちを人かソウルの状態で実体化させる権能だ。
 これを使えば、魔素をバカみたいに食うが、人数の面で若干有利になる。
 ただし、一度に3人しか呼べない。
 しかも、『渇望之ソウルクレイヴィング』に関しては、俺がソウルを冠するスキル
 と化したようなものだから、実体化させたとしても人数差には影響が無い。
 ので、実質6人しか呼べない。
 その上、一度に呼べる人数に制限がある。
 だが、ソウルの状態では魂器化で具現化したものの能力が上昇するから、
 結構有能な権能である。

 最後の道具箱は、1人8個まであらゆる物質を入れることができる。
 たとえ入れたいものが死に掛けの人であろうと、この中に入れれば、
 俺が出すまで永遠に入れる前の状態で保存される。
 しかも、1人で8個だから、7人で56個。
 56個も物質が入る。
 ちなみに、もうこの道具箱はばんばん使っており、
 7分の1はMAXコーヒーを保存してある。
 これでいつでも、マッカンが飲める。やったぜ。

 これらの権能・・・特に、魂器化と魂実化を使いこすために、
 つい前日まで鍛錬していた。
 そのおかげか、リボルバーとナイフ、手袋、ノートの4つは、
 ある程度使いこなせるようになった。
 ・・・さて、生き残れるか・・・。
 果たして、どうなるかな・・・?

 −−−

 スキルの権能を思い出した後、ひたすら馬で進んでいく。
 俺たちリヴァイ班は、補給班の護衛についているため、
 巨人との戦闘が限りなく少ない。
 そんな状態で走っているからか、結構暇である。
 それに、ヒョウの『学習者マナブモノ』の生命感知で巨人の接近は確認できるしな。
 そんな風に、気楽に馬に乗りながら進んでいると、

 調査兵2「口頭伝達です!右翼索敵、壊滅的打撃!一部索敵機能せず!
      以上を左に回してください!!」

 ハチマン「!?」

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