第十五章
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だがそれは突然破られた。店の外で何か悲鳴が聞こえてきたのだ。
「!?」
「どうしたんだ」
二人はその言葉を聞いてすぐに店を出た。もう一人の客もそれに続く。
店の外では何か得体の知れない怪物が何体もいた。そして人々を襲っていた。
「映画の撮影・・・・・・じゃないよな」
「それにしちゃおかしいだろ」
秋山が城戸に突っ込みを入れる。
「実際に倒れて血を流してる人もいるぞ」
「おい、そりゃまずいぞ」
城戸はそれを聞いて驚きの声をあげる。
「早く何とかしないと」
「ああ。しかし」
相手は化け物で自分達は素手だった。秋山もどうするべきか躊躇した。
しかし城戸はそれでも動いていた。すぐに倒れている人達を助け起こしに行っていた。
「おい、城戸!」
「黙って見ていられるか!」
そう叫んで。すぐに人々を店の中に連れ込んでいく。
「おばさんに連絡してくれ!とりあえず安全な場所に」
「あ、ああ」
城戸に言われるまま頷く。秋山もそれを手伝い倒れている人達を店の中に連れて行く。その間に店の中にいた若者は外に出て来ていた。
「まさかこんなところで会うなんて」
彼はそう呟きながら前に出る。何と化け物達の方に歩いて行く。
歩きながら気合を込めて両手を腰の下に引き入れた。すると腰にベルトが現われる。
次に左手をそのままに右手を悠然と出す。その手を剣印のようにして左から右にゆっくりと動かす。そして言う。
「変身!」
叫んだ後で右手を左手のところにやる。すると光と共に身体が変わっていく。異形の戦士の姿になった。
彼はその姿になると化け物達へ突っ込んで行く。そのまま拳と脚で彼等を次々と薙ぎ倒していく。
その姿は店から出た城戸と秋山も見た。城戸はその姿を見て思わず叫んだ。
「あれは・・・・・・・何だ!?」
「わからん。だが化け物を倒している」
秋山も驚きを隠せない。クールな彼が目を丸くさせていた。
「人を助けているのか」
「そうらしいが。一体何なんだ」
「仮面ライダーです」
そこで急に後ろから声がした。
「仮面ライダー!?」
「そうです」
後ろからやって来たのは黒衣を身に纏った中性的な顔立ちの青年であった。彼は目の前で戦っている戦士を見ながら言ったのである。
「彼の名は五代雄介」
その名を口にする。
「仮面ライダークウガです」
「仮面ライダークウガって」
城戸はそれを聞いて目をしばたかせる。
「何なんだ、そりゃ」
「簡単に言うならば人の自由の為に戦う戦士」
「自由の為に」
「そう、して人を守る戦士です」
「人を。じゃああの人は」
今度は秋山が言う。
「今ああして戦っているのは」
「その通りです。そして」
今度は二人に顔を向けて言ってきた。
「仮面ライダー
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