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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第15話 トロスト区奪還作戦 〜生きるものと死ぬもの〜
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     愛する者にも味わわせたい者も!! ここから去るがいい!!」

 そういわれた途端、逃げようとしていた兵士たちの足が止まる。

 おそらく、彼らには、自身の恐怖を押しつぶしても、
 守りたいものがあるのだろう。
 そう思わせてくれる者たちが居るのだろう。

 ・・・羨ましいことだ。

 ピクシス「4年前の話をしよう!!
      4年前のウォール・マリア奪還作戦の話じゃ!!
      あえてワシが言わんでも分かっておると思うがの。
      奪還作戦といえば聞こえはいいが!
      要は政府が抱え切れんかった大量の失業者の口減らしじゃった!
      皆がそのことに関して口つぐんでおるのは彼らを壁の外に
      追いやったおかげで、我々はこの狭い壁の中で生き残ることが
      できたからじゃ。ワシを含め人類全てに罪がある!!
      ウォール・マリアの住民が少数派であったがため、
      争いは表面化しなかった。しかし!!今度はどうじゃ!?
      このウォール・ローゼが破られれば、人口の2割を
      口減らしするだけじゃすまんぞ。
      最後のウォール・シーナの中だけでは
      残された人類の半分も養えん!!
      人類が滅ぶのなら巨人に食い尽くされるのが原因ではない!!
      人同士の殺し合いによって滅ぶ!!
      我々はこれより奥の壁で死んではならん!!
      どうかここで―――ここで死んでくれ!!」

 そういうピクシス指令の顔は、やはり覚悟を決めた顔で、
 人類は、惜しい人を無くすのだろうなと思った。

 −−−

 兵士たちへの指示が終わった後、俺はエレン達と合流。

 少数護衛の班として、ミカサ、ハチマンと行動する。

 イアン「ここだ!行くぞ!」

 イアンさんの指示で全員が立体機動で移る。

 たしかここだ。

 ピクシス指令の言葉で気に入っているところが聞こえるのは。

 俺は、その言葉を思い出しながら、立体機動で移動する。

 しばらく立体機動で移動すると、大岩が見えてくる。

 エレンはそこで巨人化した。

ドオオオオオォン!!

 エレン巨人「アアァァァァァ!!」

 エレンが大岩に向かって歩いていく。

 ・・・おそらく、エレンは・・・、

 ミカサ「?エレン?」

ドオオオオオ!!

 暴走する・・・!

 ヒョウ「チッ!」

 ハチマン「ミカサ!避けろ!」

 ミカサに向かって、エレン巨人は拳を振り落とす。

 ヒョウ「クッ!制御できてない!一旦、こいつを行動不能にしなくちゃ!」

 ミカサはエレ
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