暁 〜小説投稿サイト〜
やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第15話 トロスト区奪還作戦 〜生きるものと死ぬもの〜
[4/14]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
でやらせるわけにもいかねぇ。
      お前らの姉か兄貴か分からないが、助けてやるためにも。な?」

 アルミン「・・・ハチマン。いや、3人とも。
      何で僕にそんな決断を任せられるの?
      僕は、みんなに助けられてばっかりなのに・・・。
      僕は、一度もみんなを助けたことなんかないのに・・・。」

 アルミンが自身の本音をこぼす。

 エレン「そりゃあ、お前は、やばい時ほど正しい行動ができるだろ?
     それに、お前はオレ達を何回も助けてくれてるだろ。
     5年前、お前がハンネスさんを呼んでくれなきゃ、
     母さんは巨人の餌になっちまってた。
     それに、開拓地で暮らしてた時もそうだ。
     俺たちは、お前に助けられてる。だからこそ、その力に頼りたいんだ。」

 エレンがアルミンにそういう。

 アルミンは、その言葉で、ケツイを固めたようだ。

 アルミン「・・・みんな!必ず説得してみせる!
      3人は極力、抵抗の意志が無いことを示してくれ!」

 アルミンは立体機動装置を外しながら、キッツの元まで向かう。

 ・・・やっぱり、胃がぁ・・・。

 −−−

 三人称視点

 アルミン(エレンが巨人になって戦ってた時から
      ずっと引っ掛かってた事がある・・・。
      まだ考えがまとまっていない・・・。けど・・・、
      やってやる!喋りながらでも考えろ!)

 アルミンは考えを少しでもまとめながら、キッツの元へ向かう。

 キッツ「貴様!!そこで止まれ!!」

 キッツにそういわれたアルミンは、両手を挙げながら説得を試みる。

 アルミン「彼は人類の敵ではありません!
      私達は知り得た情報をすべて開示する意志があります!」

 キッツ「命乞いに貸す耳は無い!目の前で正体を現しておいて、
     今さら何を言う!」

 アルミンが演説をするが、途中でキッツの恐怖の入り混じった声で遮られる。

 キッツ「ヤツが巨人ではないというのなら、証拠を出せ!!
     それができないなら、危険を排除するまでだ!!」

 アルミン「証拠は必要ありません!」

 キッツが要求を言い終わった時、アルミンはすぐに言う。

 アルミン(そうだ・・・。必要ない!)

 アルミン「そもそも我々が彼をどう認識するかは問題ではないのです!」

 キッツ「なんだと!?」

 アルミン「大勢の者が見たと聞きました!
      ならば、彼と巨人が戦う姿を見たはずです!
      周囲の巨人が彼に群がっていく姿も。」

 駐屯兵たち「「「!!」」」

 アルミン
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ