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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第14話 トロスト区襲撃C 〜謎の巨人とアニの正体〜
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訓練兵たち「「「「うわぁぁぁぁっ!!」」」」
本部に壁に穴が開き、巨人がこちらを見つめてくる。
そんな中、訓練兵たちは我先と逃げ出す。
訓練兵1「早く!!中に・・・。」
マルコ「よせ!!一斉には出られない!!」
訓練兵2「ミカサはどこ行ったんだ!!」
訓練兵3「ミカサはとっくにガス切らして喰われてるよ!!」
部屋の中は阿鼻叫喚といえるような状態になる。
ジャン(普通だ・・・。これが現実ってもんだろうな・・・。
俺は夢や現実でも見ようとしてたのか?
俺は知ってたはずだ。現実ってやつを。普通に考えれば簡単に分かる。
こんなでけぇやつには勝てねぇってことぐらい・・・。)
ジャンは絶望する。この世の理不尽さというものに。
しかし、
ドコォ
ジャン「は・・・?」
横から来た拳にジャンたちを見ていた巨人達は殴り飛ばされた。
謎の巨人「アアアアァァァァァ!!」
巨人を殴り飛ばした巨人は他の巨人達に吠える。
ジャン「は・・・?ありゃあ・・・、なんだ・・・?」
ジャンが困惑している時、
ガッシャーン
4人の人影が本部の窓ガラスを蹴破ってきた。
ジャン「ッ・・・!?ハチマンにミカサ!?
やっぱり無事だったか!!」
訓練兵たちは驚く。死んだと思っていたミカサやハチマン達が生きていたから。
コニー「危ねぇ・・・、もう空だ・・・。
やったぞ・・・、ギリギリ着いた・・・。」
コニーたちは息切れている。
ハチマン「ふぅ・・・。助かった・・・。よし、ミカサ。降ろすぞ。」
ミカサ「・・・うん。」
ミカサは少し名残惜しそうに降りる。
コニー「やったぞ、アルミン!!お前の作戦成功だ!!」
コニーは興奮した様子でアルミンの背中を叩く。
アルミン「痛い!!痛い!!」
痛そうにしているが、あまり止めようとしないのは、本人も嬉しいからだろう。
コニー「みんな!! あの巨人は巨人を殺しまくる奇行種だ!!
しかも俺たちには興味がねぇんだってよ!!
あいつをうまいこと利用できれば俺たちはここから脱出できる!!」
そうコニーが言うと、周りの訓練兵たちは信じられないと
言わんばかりの顔をする。
訓練兵4「巨人を利用する!?」
ジャン「巨人に助けてもらうだと・・・?そんな夢みてぇな話が・・・。」
ミカサ「夢じゃない・・・!!
奇行種でも何でも構わない。ここであの巨人により長く暴れてもらう。
それが・・・、現実的に私たちが生き残る最
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