暁 〜小説投稿サイト〜
やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第14話 トロスト区襲撃C 〜謎の巨人とアニの正体〜
[5/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
は無いだろう。」

 マルコはそういい、不安そうな顔をする彼らの不安を少しでも取り除こうとした。

 そんな中、ライナーはコニーに謎の巨人について聞く。

 ライナー「お前ら、あの巨人について、どこまで知っているんだ?」

 コニー「?・・・助かってからでいいだろ。そんなこと」

 ライナー「・・・そうだな・・・。まずは助かってからだな・・・。」

 ライナーの質問が終わった時、ジャンたちが大きな木箱を持って入ってきた。

 ジャン「あったぞ!憲兵団管轄の品だ。埃をかぶっていやがるが・・・。」

 木箱の中には、ライフル型の銃と散弾が入っていた。

 ジャンはそれに持ってきた散弾を装填しながら言う。

 ジャン「弾は本当に散弾でいいのか・・・?そもそもこの鉄砲は・・・、
     巨人相手に役に立つのか・・・?」

 ジャンの尤もな質問にアルミンは顔を俯かせる。

 巨人相手に鉄砲が役に立つかどうかを聞かれたら、
 無いよりはマシと答えるしかない。

 実際、アルミンの返答もそうだった。

 アルミン「無いよりはずっとマシだと思う・・・。
      補給室を占領してる3~4m級が6体のままなら、この程度の火力でも
      6体同時に視覚を奪うことは不可能じゃない。」

 アルミンは、この作戦にまだ現実味があることを伝える。

 アルミン「まず・・・、リフトを使って中央の天井から大勢の人間を投下。
      あの6体が『通常種』であればより大勢の人間がいる方に
      反応するはずだから、中央に引きつけられる。
      次にリフト上の人間が6体の巨人それぞれの顔に向けて同時に発砲。
      視覚を奪う。 そして・・・、次の瞬間すべてが決まる・・・。」

 アルミンは、さっき部屋に入ってきたアニ、ミカサ、ハチマン、ヒョウ。
 元々部屋に居たライナー、ベルトルトの方を見ながら言う。

 アルミン「天井に隠れてた6人が、発砲のタイミングに合わせて
      巨人の急所に切りかかる。 つまり・・・、
      この作戦では一回のみの攻撃に全てを・・・、
      全員の命を懸けることになる。
      6人が6体の巨人を同時に仕留めるための作戦なんだ。
      運動能力的に最も成功率が高そうな6人にやってもらうけど・・・、
      全員の命を背負わせてしまって・・・、その・・・、ごめん。」

 アルミンが作戦を実行する6人を見て、申し訳なさそうに言う。

 アニ「問題ないね。」

 ライナー「誰がやっても失敗すれば全員死ぬ。リスクは同じだ・・・。」

 ハチマン「ヒョウとできるだけのことをしてくれたんだ。
    
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ