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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第14話 トロスト区襲撃C 〜謎の巨人とアニの正体〜
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善策。」

 ミカサは咄嗟にジャンの言った夢について否定する。

 ヒョウ「そうだぞ。あの巨人は、一体で十数体の巨人を殺せるくらいに強い。
     それに、あいつらにも巨人を倒すように指示してある。
     今のうちにガスを補給した方がいい。」

 ジャン「あいつらって・・・?」

 ヒョウ「おいおい、助けてもらったのにわかんないのか?」

 ジャン「まさか・・・!」

 ヒョウ「あぁ。さっきの魚人の女とスケルトンさ。他にもいる。」

 ジャン「はっ。確かに安心だな・・・。あんだけ戦える力があるなら。」

 ヒョウ「まぁな。ま、そんなことは置いといて、アルミン。
     補給所の巨人を倒す作戦を考えるぞ。」

 アルミン「!うん。」

 ヒョウとアルミンは、補給所の巨人討伐の作戦を考え始める。

 アニ「ハチマン。」

 そんな中、アニはハチマンに話しかける。

 ハチマン「ん?アニか。どうした?」

 アニ「その・・・、ハチマンに話したいことがあるんだけど・・・。」

 ハチマン「別にいいが・・・。」

 アニ「え・・・?」

 アニは、この状況では断られると思っていたので、
 素っ頓狂のような声を出す。

 ハチマン「?どうした?アニ。」

 アニ「!なんでもない。とりあえず、ここでは話せないから、
    ちょっと着いてきて。」

 アニはそう言い、ハチマンの手を引っ張って、別の部屋へ連れて行く。

 ミカサ「・・・。」

 つけてきている者がいることを知らず。

 −−−

 アニが連れてきたのは、少し離れたところにある部屋だった。

 ハチマン「それで・・・、どうしたんだ?アニ。こんなとこまで連れて来て。」

 ハチマンがアニに尋ねる。

 アニ「・・・話っていうのはね、私、いや私たちについて。」

 ハチマン「?」

 アニ「私たちは、・・・巨人になれる存在、なの。」

 ハチマン「は・・・?」

 ハチマンには、アニがなにを言ってるのか分からなかった。
 いや、分かりたくなかった。

 彼は、巨人は攻撃してくるのなら敵だと思っている。

 だから、できれば味方になる巨人が居ないかと、考えることも有った。

 しかし、今まで殺してきた巨人や遭遇した巨人は、敵ばかりだった。

 『アニもそうではないか。』そんな考えが浮かんでしまう。

 ハチマン「い、いや、どういうことだよ。」

 アニ「だから、私は巨人になれる存在。つまり、巨人そのものなの。
    でも、私は、ハチマンと一緒にいたいと思ってる。」

 ハチマンはその言葉を聞いて、アニが仲間なのか、敵なのか、
 さらに分から
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