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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第13話 トロスト区襲撃B 〜巨人とヒョウの謎〜
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じょうぶか?」

 訓練兵2「・・・え?」

 困惑する訓練兵2に声を掛ける黒いパーカーにフードをかぶったスケルトン。

 訓練兵2「・・・へ?・・・あ、ありがとうございます!では!」

 訓練兵2は、早口でそういい、立体機動で飛んで行った。

 ???「・・・。」

 なんとも言えない表情をするスケルトン。

 Fell「ま、まぁまぁ、元気出せよ。Epic。」

 Dream「そ、そうだよ!ほ、ほら!まだ巨人が居るから!片付けよう!」

 Epic「お、おう・・・。そうだな、Bruh・・・。」

 特に悲しくないのに何故か慰められ、ちょっと複雑な気分になるEpicだった。



 そんな風に後ろは援護してくれる何かが居るため、訓練兵たちは
 今だ誰も死んでいない。

 しかし、ミカサはそれに気付かず、動揺を隠そうと無駄な動きをしてしまう。

 コニー「しかし・・・、すげぇな。ミカサは・・・。
     どうやったらあんなに速く動けるんだ・・・。」

 コニーはミカサの動揺に気付かず、立体機動の腕に感心する。

 アルミン(いや・・・、ガスを吹かしすぎだ!あれじゃすぐに無くなる。
      いくら腕があっても、機動力が無くちゃ僕らは無力だ・・・。
      やはり・・・、いつもみたいに冷静じゃない。
      動揺を行動で消そうとしている・・・。このままじゃ・・・。
      いずれ・・・。)

 対して、アルミンはミカサの状態をすぐに判断して、不安な目で見る。

 そして、その不安は的中する。

 ミカサのガスが切れてしまったのだ。

 ミカサは、それに気付かず、立体機動を続けようとして、落下してしまった。

 アルミン「・・・!ミカサ!」

 アルミンはミカサを探すため、立体機動で移動する。



 ミカサはガス切れになり、地面に落ちた。

 だが、落ちた場所は運よく露店のテントの上だったため、外傷はひとつもない。

 しかし、

 ミカサ(あぁ・・・。
     ガスが無くなるまで、気付かないなんて・・・。
     まただ・・・。またこれだ・・・。また家族を失った・・・。
     また、この痛みを思い出して・・・。また・・・、ここから・・・、
     始めなければならないのか・・・。
     この世界は残酷だ・・・。
     ・・・そして、とても美しい・・・。)

 ミカサ「良い人生だった・・・。」

 ミカサは、度重なる命のやり取りと大切な家族の一人を失ったショックに
 耐え切れず、生きることを諦めてしまっていた。

 そんなミカサを喰おうと向かってくる巨人。

 気分が沈み、顔を俯け
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