暁 〜小説投稿サイト〜
やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第13話 トロスト区襲撃B 〜巨人とヒョウの謎〜
[11/11]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
目の前に居る巨人の伸ばした腕や足を避けて、
 本部に向かう。

 ジャンが巨人に足を掴まれたが、自力で脱出したり、喰われそうになった
 訓練兵をUndyneとKirrerが助けたりして、何とか本部にたどり着いた。

ガッシャーン

 立体機動で飛んでいたジャンは、その勢いのまま窓ガラスを蹴破り、
 本部の中に飛び込んだ。

 その後に続くように、多くの同期たちが飛び込んでくる。

 ジャン「・・・全員いるか・・・?」

 マルコ「・・・!ミカサやアルミンが居ない!」

 ジャン「いや、あいつらなら大丈夫だ。おそらくヒョウたちと一緒だ。」

 マルコ「・・・そうか・・・。」

 ジャンは、もう一度全員いるか確認しようとした時、
 机の下に隠れている生気のない訓練兵や泣いている訓練兵が目に入った。

 ジャン「お、お前ら・・・、補給の班・・・だよな!?」

 補給兵1「え・・・、あぁ・・・。」

 その返事を聞いたジャンは補給兵の一人の胸倉を掴んで、顔面を殴った。

 それをマルコが止める。

 マルコ「よせ!!ジャン!!」

 ジャン「こいつらだ!!俺たちを見捨てやがったのは!!
     てめぇらのせいで余計に人が死んでんだぞ!!」

 そう言い、憤怒するジャン。彼の怒りはもっともだ。

 補給兵2「補給所に巨人が入ってきたの!!どうしようもなかったの!!」

 そう言いながら、泣き叫ぶ補給兵2。

 ジャン「それを何とかするのがお前らの仕事だろうが!!」

 ジャンが補給兵2に怒り任せの口調で言う。

 ライナー「!?伏せろ!」

 そのとき、ライナーの声が響いた。

ドコーン

 巨人が壁に穴を開けて、こちらを見ている。

 多くの訓練兵が我先へと逃げる中、ジャンは巨人の顔の手前で、
 放心状態になってしまった。

 ジャンがどうなるか。それは、道とヒョウだけが知っている。


[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ