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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第13話 トロスト区襲撃B 〜巨人とヒョウの謎〜
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 巨人に囲まれてしまった。

 ハチマンはブレードが今使っている1本、ガスが20%をきる状態になったため、
 審判者サバクモノの空間操作で巨人の掴み攻撃を避けたり、重力支配で巨人を地面に
 叩き付けたり、Gasterblasterで攻撃したりして、巨人の数を減らしていた。

 ここで思うだろう。重力支配を使って、巨人を地面に叩き付け、動けなくして
 逃げればいいと。

 しかし、ハチマンは度重なる戦闘で、心と体に疲労が溜まっていた。

 その上、少し前にユニークスキルを獲得したため、心核ココロの中の魔素も
 あまり残っていない。

 この状態では、到底増え続ける2,30体の巨人を一度に地面に叩きつけることは
 出来ないであろう。

 ヒョウは、ブレードは今使っているのを抜いて1本、ガスは携帯用ガスボンベという
 小さいガスボンベを使い、ガスを補給したおかげでまだ戦えているが、
 この調子では、最終的にガスが切れて、戦えなくなるだろう。

 彼のインク移動は、ハチマンの空間操作と違って、勝手が良くないのだ。

 一応、彼もGasterblasterは使えるが、あまり使っていないので、
 練度?が低い上に、前衛でずっと戦い続けているため、体力を消耗している。

 この状況でヒョウがGaterblasterを使ったら、エネルギー効率が悪すぎて、
 すぐ体力が尽きてしまう。

 その状況でハチマンが戦い続けるのは、無理に等しいので、地道に巨人を
 減らすことしかできず、攻めることが出来ないでいた。

 ヒョウ「チッ!こんなことになるなら、もっとGasterblaster
     使っとくべきだった・・・ねっ!」ザシュッ

 ハチマン「そんなこと、言ってる場合じゃない・・・だろっ!」ガコンッ

 ヒョウはハチマンに巨人の項を削ぎながら話し、ハチマンは返事しながら、
 重力支配で4,5体の巨人を地面に叩きつけ、骨で止めを刺す。

 少しずつ巨人の量を減らしてはいるが、補充とばかりに巨人がこちらに
 寄ってきて、喰おうとしてくる。

 そんな状況が続く。

 しかし、彼らは諦めなかった。

 ・・・ヒョウの場合は、何故か生き残れると確信していたからだが。

 そして彼も諦めなかった。・・・いや、諦められなかった。

 それは、ユニークスキル『決意のソウルケツイ』影響である。

 ユニークスキル『決意のソウルケツイ』は、権能として、
 魂喰い、save&load、輪廻転生、ケツイを持っている。

 魂喰いは、その名の通り、魂を食らい、それを保護して、輪廻転生で
 新しい肉体に魂を入れ、生きながらえさせたり、逆に敵の魂を手に入れ、
 それを自身のエネ
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