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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第11話 トロスト区襲撃@
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在は前衛で迎撃中だ。本防衛の作戦は一つ!住民の避難が
     完了するまで、ウォール・ローゼを死守することである!
     なお承知しているであろうが敵前逃亡は死罪に値する。
     みな心して命を捧げよ!解散!」

 兵士たち「「「「はっ!」」」」

 声と同時に兵士たちは素早く持ち場に移る。止まっている暇などない。
 彼らは戦場へと赴くのだった。

 −−−

 ジャン「クッソ!なんでだよ・・・。なんで今なんだ・・・。
     まだ、まったく経験を詰めてねぇって言うのに・・・。」

 つい昨日、調査兵団への志望を決めたジャンには、まだ不安が残っており、
 調査兵団に入った後、先輩方との訓練や実戦で経験をつもうと考えていた。

 それを考え付いたのは昨日。1日でいきなりプランを潰されたジャンは
 怒るように地面を蹴る。

 ダズ「ぅぉぉおぅぉっ・・・、はぁはぁ。」

 あまりの出来事に汚物を吐きだすものもいる。とろみを帯びたそれは
 色は違えど鮮血のように身体の中から放出される。

 ジャンの前に四つん這いになるダズを見ながら脂汗を垂らす。

 訓練兵1「いやだいやだいやだ・・・」

 訓練兵2「もうおわりだ・・・。」

 ダズだけでなく、他の兵士らも絶望した沈んだ表情で膝を抱えて座り込んでいる。

 ジャンは、それらを怒りを覚える。

 ジャン「おい、ダズ!ぼさっとしてんじゃねぇ!今戦わなくて、何時戦う!
     家族を守りてぇんなら、根性見せろ!」

 ダズ「!ぅっ、・・・ぁぁ。」

 入団式の夜の説教のおかげで、どうやら彼は、人間として成長できたようである。

 エレン「アルミン!早く配置につくぞ!」

 アルミン「う、うん!」

 不安そうな表情をするアルミンに渇を入れるエレン。
 終始何かそわそわしているミカサ。

 そんな3人のもとに、彼らを不安にさせる情報を持ってきたものがいた。

 アニ「ねぇ、あんたら。ハチマンを見なかった?」

 ミカサと同じくらいそわそわしているアニ。不安そうだ。

 エレン「?見てないが・・・。同じ固定砲整備13班のやつらに聞いてみたのか?」

 アニ「!まだだった。聞いてみるよ。」

 ミカサ「まって。ハチマンがいないの?」

 アニ「ああ。だから、13班の班員に聞きに行くんだよ。」

 アニはそういい、すぐにでも聞きに行こうとする。

 すると、

 ユミル「おい!クリスタはどこにいるか知らないか?」

 ミカサ「!確か、クリスタはハチマンと同じ13班だった筈・・・。」

 ユミル「!ホントか!?で、そのハチマンの野郎は?」

 アニ「いないんだよ。だから、
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