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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第11話 トロスト区襲撃@
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な兵士だ!
     今回の作戦でも活躍を期待する!」

 跪き絶望するもの、想い人と抱き合い死期を悟るもの等、
 さまざまな行動を取るものがいる。

 その中で、ほとんどの際、冷静でいる少女。ミカサは、珍しく焦った表情で
 何かを探すようにキョロキョロしていた。

 エレン「だいじょうぶか?アルミン。」

 そんな彼女の耳に、聞きなれた声がする。そちらを見ると、エレンと
 アルミンがガスボンベにガスを注入していた。

 アルミン「だ、大丈夫だっ!こ、こんなの、すぐに治まる!しかし不味いぞ。
      現状ではまだ、縦8メートルもの穴をすぐに塞ぐ技術は無い・・・。
      前門付近にあるあの大岩だって結局
      掘り返すことさえできなかった・・・。
      穴を塞げない時点で・・・、この街は放棄される・・・。
      ウォール・ローゼが突破されるのも・・・、時間の問題だっ!
      そもそもヤツらはその気になれば、人類なんていつでも
      滅ぼすことができるんだッ!」

 そんな焦った声で話すアルミンの耳に自身の親友の一人の声が響く。

 エレン「アルミンッ! 落ち着け・・・。あの時とは違う・・・。人類はもう、
     巨人なんかに負けない!!」

 アルミン「!・・・ごめん・・・。大丈夫だ・・・。」

 アルミンの表情には、不安と恐怖の色が浮かんでいる。

 ミカサには、そんな表情をするアルミンになんと声を掛けていいのか
 分からなかった。

 先遣班が決死の覚悟で巨人と戦っている頃、104期訓練兵たちは、戦闘の準備を
 終え、本部に集い命令を受けていた。

 キッツ「それでは訓練通りに各班ごと通路に別れ駐屯兵団の指揮の下、
     補給支援・情報伝達・巨人の掃討等を行ってもらう!
      前衛部を駐屯兵団の迎撃班、中衛部を我々率いる訓練兵団が
     後衛部を駐屯兵団の精鋭班がそれそれ受け持つ!
      それに伝令によるとすでに先遣班は既に全滅したとのことだ!」

 先遣班とは駐屯兵団の中でも上位に位置する実力者たち。
 その上に今回、後衛を任されている精鋭部隊が存在するが、その精鋭部隊にも
 引けを取らない兵士たちが既に全滅したと聞き訓練兵の顔が一気に険しくなる。

 キッツ「外門が突破され巨人の侵入を許した! つまり、いつまた鎧の巨人が現れ、
     内門が壊されてもおかしくない状況にある!!」

 訓練兵1「・・・そんなっ!」

 訓練兵2「嘘だろ・・・?」

 訓練兵3「ローゼまで破られることになったら・・・。」

 キッツの言葉で、恐怖と不安が伝染していく。

 キッツ「静粛に!!現
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