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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第11話 トロスト区襲撃@
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いやいや、せっかく上位10名になったんだから憲兵団に入れよ。」

 クリスタ「むり!絶対調査兵団に入るもん!」

 ハチマン「はぁ〜。・・・なんで調査兵団に入ろうとしているんだ?」

 クリスタ「えっ!?そ、それはぁ・・・。」

 ハチマン「ハァ。理由が言えないのなら、入ることに賛成できないぞ。」

 クリスタ「うぅ〜。」

 ヒョウ「ハチマン、クリスタ。喋ってばかりいないで、ちゃんと整備しろよ?」

 2人「「ん、ああ。(は〜い。)」

 ヒョウにそういわれ、整備を始めようとすると、

シャァァァァー

 壁の外側から立体機動装置のワイヤーを巻く音が聞こえてきた。

 ハチマン「・・・?」

 不審に思い、壁側を見ると、1人の兵士が壁に沿うように並走するように
 立体機動で低空飛行していた。

 髪が短いため、男であろう。

 その男の背中には、2つの剣が交差する紋章。つまり男は訓練兵だという事。

 壁から落ちて立体機動を使っているのなら分かるが、
 男はずっと低空飛行を続けている。

 つまり、落下したわけではなく、何処かに移動しているという事。

 その男が何処に移動していくのか見ていると、

 ハチマン「!」

 壁の方に向かっていた。

 ハチマン「チッ!ヒョウ!誰かが壁の方に向かっている!
      壁が壊されるかも知れねぇ!俺はそいつを追いかける!
      後は頼んだ!」プシュゥー

 俺は、ヒョウに同じ班のやつらの指揮と住民の避難を頼み、その男を追いかける。

 ヒョウ「!分かった。総員!立体機動に移り、住民に避難行動を取らせろ!」

 アリス「!ちょ、ちょっと!何言ってるのよ!勝手に立体機動装置を
     使うのは、法律違反でしょう!?」

 ヒョウ「事態は一刻を争う!責任は俺が取る!とりあえず指示に従え!」

 アリス「っ!もう!分かったわよ!」

 ヒョウはそう言い、班員に指示を出し、行動に移す。

 −−−

 ハチマンside

 俺は、ガスを吹かし、訓練兵の男を追いかけた。

 ハチマン(ちっ!もし予想が当たってたら、最悪なことになる。
      元々距離があったから追いつけねぇし・・・。・・・!)

 門の近くに来た時、視界を埋め尽くすオレンジ色の閃光が放たれたかと思うと
 赤いなにかが俺の眼前に飛び込んできた。

 ハチマン「・・・!ち、超大型巨人・・・!」

 さっき視界に飛び込んできた赤い何かは、超大型巨人の筋肉部分だった。

 ハチマン(チッ!やっぱり、予想はあっていたか・・・。)

 座学で巨人について学んだ時、ヒョウと普通の巨人、超大型、鎧の謎について
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