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やはり俺がink!な彼?と転生するのは間違っているのだろうか
パラディ島編 第11話 トロスト区襲撃@
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 何かヒョウが、暗い顔をしたことに気付いたのか、
 エレンが話を変えてくれた。

 ・・・分かるぞ。絶対に黒歴史になったな。

 ハチ、ヒョウ「「いただきます。」」

 エレン「うめぇ。」

 ヒョウ「ジャガイモスープか・・・。クリームシチューが食いたい。」

 ハチマン「ああ。確かになぁ・・・。」

 アルミン「?クリームシチュー?」

 ヒョウ「これよりも味の濃い、肉とかジャガイモが
     ごろごろ入ったスープだよ。」

 アルミン「へぇ〜。結構高級なスープなんだね。」

 スープに高級なんてあるかねぇ・・・。

 ハチマン「まぁ、また今度作ろうぜ。
      牛乳が手に入るかどうかわかんねぇけど。」

 ヒョウ「そうだな。ヤギとか牛っているのかわかんねぇけど。」

 アルミン「あはは・・・。」

 −−−

 時間は飛んで、今俺たちは門の前の大通りに来ている。

 なぜなら、

 住民1「エルヴィン団長だぁあああ!」

 住民2「エルヴィン団長!!巨人どもを蹴散らしてくださいっ!」

 エレン「見ろ!!リヴァイ兵士長だッ!
     1人で一個旅団並みの戦力があるってよぉー!」

 街を横切る騎兵たち。
 百単位の兵士達が列を作りながらトロスト区の大通りを進んでいる。

 街の住民たちからは、兵馬に乗る調査兵団の彼らを一目見ようと道に駆けつけ、
 声援のような声をかけては期待の表情が見受けられる。

 ・・・勝手だな。

 調査兵団の背中に自由の翼の紋章、深緑色のマントを着た兵士たちが
 俺たちの前を通り過ぎる。

 先頭にエルヴィン団長。その後ろに幹部たちが続き、目つきが悪い小柄な男が通る。
 その瞬間大地を揺らすような声援が鳴り響く。

 住民3「リヴァイ兵士長!!!!!!」

 エレンの言うとおり、一個旅団並みの戦力があると噂されるリヴァイ兵士長だ。
 首元にスカーフのようなモノを巻き、住民たちの声に顔を歪めていた。

 彼らは終始落ち着いた態度で住民の中を通り過ぎ壁の向こう側に消えていった。
 自由を求めて、ヤツラに奪われた土地を奪還すべく、
 今日もウォール・マリア内をかけ走るのだろう。

 −−−

 あの後、俺たちはいつもの班の班員を集め、固定砲の整備をしていた。

 クリスタ「あっ、ハチマン!所属兵科はどうするか決めたの?」

 ハチマン「ん?あぁ、俺は元々調査兵団に行くつもりだったが。」

 クリスタ「えっ!?じ、じゃあ、わ、私も!」

 ハチマン「へ?いや、お前は憲兵団だろ。上位10名に入ったんだから。」

 クリスタ「やだ!私も調査兵団に入る!」

 ハチマン「
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